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INTESTINE Vol.21 No.5

特集 大腸腫瘍診断のモダリティと新たな展開-存在診断能・質的診断能の向上を目指して

INTESTINE Vol.21 No.5
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日本メディカルセンター

電子版ISSN 2433-250X

電子版発売日 2017年9月25日

ページ数 104

判型 B5

印刷版ISSN 1883-2342

印刷版発行年月 2017年9月

書籍・雑誌概要

特集 大腸腫瘍診断のモダリティと新たな展開-存在診断能・質的診断能の向上を目指して
本号では,病変の存在診断や質的診断の向上を目的として,現時点で実用化あるいは開発が進められているさまざまな診断のモダリティを集約し,それぞれの分野のエキスパートに執筆をお願した.従来からの通常内視鏡観察における観察法の注意点やデバイスの紹介,NBI,BLI,LCI の有用性の検討,広角視野内視鏡や超拡大内視鏡の研究成績,大腸カプセル内視鏡や大腸CT の将来展望などが網羅されている.

目次

特集● 大腸腫瘍診断のモダリティと新たな展開─ 存在診断能・質的診断能の向上を目指して
385 序 説 工藤 進英
Ⅰ.通常内視鏡における存在診断能向上の検討
(1)通常内視鏡観察
387 a.デバイスを用いない通常観察─見逃しを防止するための観察の工夫 入口 陽介他
393 b.デバイスを用いた通常観察 今枝 博之他
(2)通常内視鏡での画像強調観察
398 a.色素散布は存在診断能を向上させるか?─ 鋸歯状病変および平坦・陥凹型病変を中心に 三澤 将史他
405 b.NBIによる診断能の向上の可能性 藤井 隆広
413 c.BLI・LCIによる診断能向上の可能性 吉田 直久他
(3)超広角視野内視鏡
421 a.FUSE 工藤 豊樹他
429 b.オリンパス 浦岡 俊夫他
Ⅱ.拡大・超拡大内視鏡における質的診断能向上の検討
(1)拡大内視鏡診断
435 a.色素を主体とした拡大内視鏡観察の立場から 加藤文一朗他
442 b.NBI を主体とした拡大内視鏡観察の立場から(JNET分類) 住元 旭他
449 c.BLI・LCI による拡大内視鏡観察の可能性 伊藤 錬磨他
455(2)超拡大内視鏡診断の現状と課題 森 悠一他
〔コラム〕その他のモダリティにおける診断能向上の検討
463 大腸カプセル内視鏡─ 前処置,通常観察からFICE も含めて 岡 志郎他
466 CT コロノグラフィーにおける大腸腫瘍の存在診断能と質的診断能 満崎 克彦
TOPICS●
─文献紹介〈炎症関連*〉
469 クローン病に対するアダリムマブ単独およびアザチオプリン併用療法の比較:無作為前向き研究
〔Review from ─ J Crohns Colitis 2016;10:1259-1266〕松本 主之他
472 SCENIC コンセンサスステートメントにより分類した潰瘍性大腸炎関連 dysplasia の内視鏡的形態の特徴
〔Review from ─ Gastrointest Endosc 2017;85:639-646〕杉本 真也他
第26回大腸Ⅱc研究会Young award
475 短期間で形態および拡大観察所見が変化したSSA/P由来のT1癌の1例 山下 賢他