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一般病棟でよくある認知症患者さんの悩ましい言動の評価と対応をリエゾン精神科医がもれなく教えます
筆頭著者 井上 真一郎 (著)
その他の著者等 井上真一郎/著
羊土社
電子版ISBN
電子版発売日 2024年11月7日
ページ数 192
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-7581-2422-5
印刷版発行年月 2024年10月
書籍・雑誌概要
病棟の認知症患者さんが大声をあげる,食べない…そんなときには必ず理由がある! 医療者が対応に悩む14の言動について,その理由の考え方,対応方法を徹底的にまとめた1冊.思いがけないヒントが見つかる!
目次
【目次】
はじめに
第1章 認知症に関する必須知識
第2章 悩ましい言動における初期対応
第3章 悩ましい言動の評価と対応
第3章のはじめに/本章の使い方
【過活動の症状】
1.話がかみ合わない
2.落ち着きがない/歩き回る
3.怒りっぽい/大声・暴力が出る
4.管を抜いてしまう
5.夜眠れていない
6.訴えが多い/ナースコールが頻回
7.便や尿にこだわる
8.「変なものが見える」と言う
【低活動の症状】
9.日中ウトウトしている
10.動こうとしない/何も言わない
11.落ち込んでいる/「死にたい」と言う
【拒否的な症状】
12.ケアや介助を拒否する
13.食事を食べようとしない
14.薬を飲まない
付録 「言動の理由 まとめシート」一覧
索引
Advice!
(1)認知症に気づくポイントとは?
(2)低活動型せん妄に気づくポイントとは?
(3)せん妄の薬物療法
(4)岡山大学病院での取り組み その1
「せん妄ハイリスク患者ケア加算」の活用
(5)「スピーチロック」とは?
(6)認知症診療において筆者が心掛けている「10カ条」
(7)転倒への効果的な予防対策とは?
(8)「ディエスカレーション」を臨床現場に活かす
(9)不眠時指示の使い方のコツ
(10)認知機能障害に配慮した意思決定支援
(11)岡山大学病院での取り組み その2
「本人」が好きなことや興味のあることを取り入れる
(12)高齢者にみられる「てんかん」について