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脂質解析ハンドブック

脂質分子の正しい理解と取扱い・データ取得の技術

脂質解析ハンドブック
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筆頭著者 新井 洋由 清水 孝雄 横山 信治 (編)

羊土社

電子版ISBN

電子版発売日 2019年10月28日

ページ数 310

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-7581-2241-2

印刷版発行年月 2019年9月

DOI https://doi.org/10.18958/9784758122412

書籍・雑誌概要

多様な構造や物性があり,分野外の研究者には難しく思われがちな脂質実験.誤った解釈を避け正しくデータを導くため,分子の構造・物性から必要な実験上のポイントを丁寧に解説.ラボ必携の実験書

目次

第I部 基礎知識編
はじめに―脂質の理解と解析に向けて
1.脂質研究の魅力とリスク
2.解析を前提とした脂質の捉え方
3.脂質の物性

生体における脂質の構造と機能
4.脂肪酸
5.グリセロ脂質
6.ステロール
7.生理活性脂質(脂質メディエーター)
8.膜で働く生理活性脂質 イノシトールリン脂質,ジアシルグリセロール
9.グリセロリン脂質
10.スフィンゴリン脂質
11.スフィンゴ糖脂質
12.血漿リポタンパク質(脂質タンパク質複合粒子)

第II部 解析編
脂質の基本的な取扱い
1.脂質解析に必要な器具と保存方法

サンプルごとの取扱い・処理の違い
2.血漿・血清
3.細胞
4.臓器・組織
5.体腔液・髄液
6.尿
7.糞便サンプル 腸内細菌由来の脂溶性代謝物を捉えるためのサンプル調製法

脂質の抽出と分画
8.脂質の抽出 Folch法,Bligh-Dyer法,MTBE法,BUME法の特徴とプロトコール
9.脂質の分画

脂質を解析する技術
10.血漿脂質とリポタンパク質の測定・解析
11.質量分析
12.クロマトグラフィー(1) GC, SFC,LC,IMS
13.クロマトグラフィー(2) TLC
14.蛍光脂質
15.脂質プローブ
16.電子顕微鏡を用いた観察
17.イメージングMS
18.脂肪酸の新しい可視化技術 細胞内(蛍光X線,ラマン)とリポソーム二重膜(AFM)
19.脂質の酵素定量法
20.市販の脂質定量試薬

Technical Tips
1 「疎水性相互作用」にご用心
2 イノシトールリン脂質研究史
3 ガングリオシドの名前の付け方
4 有機溶媒の秤量の注意点
5 同定ミスについて
6 TLC実施上の注意点
7 蛍光脂質開発のパイオニア
8 細胞固定法の選択に注意!
9 タンデム結合にするとうまくいく?!
10 マイクロプレートでの反応時の注意点

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