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リハに役立つ治療薬の知識とリスク管理
筆頭著者 宮越 浩一 (編)
羊土社
電子版ISBN
電子版発売日 2019年9月9日
ページ数 256
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-7581-0243-8
印刷版発行年月 2019年8月
書籍・雑誌概要
よく使われる薬剤を中心に,副作用やリハに影響する因子について丁寧に解説.運動療法や離床時に注意すべきことやリハ中止の基準,主治医への報告のタイミングがよくわかる.急性期から在宅リハまで広く役立つ1冊.
目次
第1章 リスク管理に活かすために
1. なぜ薬剤の知識が必要なのか?
2. 薬剤の基礎知識
3. 嚥下機能に影響を与える薬剤
4. 高齢者における薬剤
第2章 各疾患の治療薬
A)鎮痛薬,抗炎症・抗アレルギー薬
1. 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
2. ステロイド
3. 抗ヒスタミン薬
B)中枢・末梢神経系疾患の治療薬
1. 脳卒中治療薬
2. 抗てんかん薬
3. 抗パーキンソン病薬
4. 抗認知症薬
5. 筋弛緩薬
6. 排尿障害治療薬
C)向精神薬
1. 抗精神病薬
2. 抗うつ薬・抗不安薬
3. 睡眠薬
D)運動器疾患の治療薬
1. 骨粗鬆症治療薬
2. 抗リウマチ薬(DMARDs,免疫抑制薬)
E)内分泌・代謝疾患の治療薬
1. 糖尿病治療薬
2. 脂質異常症治療薬
3. 甲状腺疾患治療薬
4. 腎疾患治療薬
F)循環器疾患の治療薬
1. 抗血栓薬
2. 降圧薬
3. 不整脈治療薬
4. 狭心症治療薬
5. 心不全治療薬
6. 利尿薬
7. 昇圧薬
8. 血管拡張薬(PG製剤)
G)呼吸器疾患の治療薬
1. 気管支拡張薬
H)消化器疾患の治療薬
1. 消化性潰瘍治療薬
2. 下剤
3. 制吐薬
I)腫瘍
1. 抗がん剤
2. オピオイド
J)抗微生物薬
1. 抗菌薬
2. 抗ウイルス薬
第3章 Case Study
A)急性期
Case1. 脳梗塞 入院後の麻痺増悪
Case2. 肺炎 抗菌薬により生じた下痢症
Case3. 大腿骨頸部骨折 急性期,術後に生じた不穏
B)回復期
Case4. 脳出血 リハビリテーション後の痙攣
Case5. 椎体圧迫骨折 骨折後の持続する疼痛の管理
Case6. 骨盤骨折 ポリファーマシーによる傾眠傾向
C)外来
Case7. 糖尿病 薬物治療中の患者の意識障害
Case8. 不整脈 不整脈治療中の呼吸器症状
Case9. 高血圧 外来患者に生じた血圧低下
D)在宅
Case10. パーキンソン病 症状が変動する場合の対応
Case11. 慢性心不全 利尿薬治療中のめまい・ふらつき
Case12. 骨粗鬆症 在宅患者に生じた心窩部不快感