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小児の近視 ─ 診断と治療 第2版

小児の近視 ─ 診断と治療 第2版
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筆頭著者 日本近視学会、日本小児眼科学会、日本視能訓練士協会 (編集)

三輪書店

電子版ISBN

電子版発売日 2023年10月30日

ページ数 296

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-89590-797-2

印刷版発行年月 2023年10月

DOI https://doi.org/10.18937/9784895907972

書籍・雑誌概要

近視進行の抑制と治療の最前線をエビデンスに基づいてアップデート!

本書では、初版で網羅した小児の近視の知見を最新のエビデンスに基づいてアップデートし、進行抑制と治療の現状をリニューアルしました。
特に、
・文部科学省の近視実態調査
・近視の眼鏡処方
・オルソケラトロジー
・低濃度アトロピン点眼
・特殊眼鏡/コンタクトレンズ
・レッドライト治療
・眼軸長での近視進行管理
・PreMOリスク指標による近視の発症/進行の評価
・3歳児健診への屈折検査導入
・日本眼科医会の取り組み
といったわが国の近視の最前線を、加筆・改訂しています。

目次

序論 ─ 小児の近視に対する考え方と疫学
小児の近視に対する考え方・・・所 敬
 統計上の正視と近視
 日本の小児近視の頻度
 近視の発生原因
 小児の近視の進行
 小児の近視に対する近視進行抑制法
 小児の近視の治療
 小児の近視の予防法
小児の近視の疫学:最近の動向と今後の予測(日本および世界)・・・川崎 良
 小児の近視有病割合
文部科学省「児童生徒の近視実態調査」・・・川崎 良
 調査の概要
 結果および今後の展望

総説 ─ 近視の分類・・・大野京子
背景 — 増加を続ける近視
近視とは何か
 近視と眼軸長
近視の分類
 程度による分類
 発症時期による分類
 視覚障害の合併による分類
今後の課題
 小児の近視の増加は病的近視による失明につながるか?

小児の近視の定義・診断基準・・・五十嵐多恵
学童期の近視の定義と分類
 近視の定義
 近視の分類
小児の近視を診断するための調節麻痺薬と検査の適切な選択
 調節麻痺薬
 検査方法
調節緊張(いわゆる偽近視)と弱度近視の鑑別
 従来の偽近視の診断基準
 現在の偽近視の診断基準

診断
近視を診断するための検査・・・宇田川さち子・杉山能子
 調節麻痺下屈折検査と非調節麻痺下屈折検査
 他覚的屈折検査
 自覚的屈折検査
 眼軸長測定
 眼底検査
鑑別診断・・・宇田川さち子・杉山能子
 機能的弱視
 調節けいれん
 先天停在性夜盲
眼軸長測定の必要性・・・十河亜梨紗
 眼軸長の測定法
 成長に伴う眼軸長の変化
 眼軸長測定の有用性
眼軸長を近視の診断と管理に用いる方法・・・五十嵐多恵
 近視の診断に必要なパラメータ
 近視進行の管理に適したパラメータ
 小児期の近視進行を眼軸長で管理する方法

小児の屈折検査のコツ
他覚的屈折検査・・・保沢こずえ
 オートレフラクトメータ(オートレフケラトメータ)
 検影法
 検査方法の選択
 他覚的屈折検査の落とし穴(症例)
自覚的屈折検査・・・長谷部佳世子
 自覚的屈折検査の注意点(ポイント)
 自覚的屈折検査の流れ
 自覚的屈折検査の方法(症例)
弱視視能矯正・・・長谷部佳世子
 弱視視能矯正の症例
注意が必要な症例への対応・・・南雲 幹
 調節けいれんが疑われる症例
 心因性視覚障害が疑われる症例
 病的近視で矯正視力が出ない症例
 発達障害(神経発達症)がある小児の場合

屈折矯正法
 眼鏡処方・・・五十嵐多恵・福下公子
 乳幼児期や学童期に近視眼鏡を処方する目安
 完全矯正眼鏡と低矯正眼鏡
 過矯正眼鏡
 特に注意したい病態の眼鏡処方
 レンズ中心間距離(心取り点間距離)の決定
 フィッティング状態の確認
実際の眼鏡処方例(ケーススタディ)
 幼児期からみられる強度近視・・・富田 香
 就学にあわせて眼鏡を処方する近視・・・富田 香
 進行する近視にあわせた眼鏡の再処方・・・富田 香
 心因性視覚障害・・・杉山能子
 内斜視(アトロピン硫酸塩調節麻痺下屈折検査)・・・杉山能子
 非屈折性調節性内斜視・・・杉山能子
 外斜視(シクロペントラート塩酸塩調節麻痺下屈折検査)・・・杉山能子
 学童の強度近視・・・福下公子
 コンタクトレンズと眼鏡の併用・・・福下公子
小児や障害児に適した眼鏡—デザインと装用させるコツ・・・仁科幸子
 小児や障害児に対する眼鏡デザイン
 眼鏡処方後の管理
 眼鏡を装用させるコツ
小児とコンタクトレンズ・・・佐野研二
 小児のコンタクトレンズの適応
 小児に対するコンタクトレンズ処方の実際
 小児のコンタクトレンズ定期検査
 小児への特殊コンタクトレンズ処方
 スポーツ用眼鏡
 コンタクトレンズは高度管理医療機器

小児の近視の進行抑制
オルソケラトロジー・・・平岡孝浩
 オルソケラトロジーとは
 光学的眼軸長測定装置の登場
 オルソケラトロジーの臨床研究
 近視進行抑制のメカニズム
 低濃度アトロピン点眼との併用療法
眼鏡およびコンタクトレンズ・・・長谷部聡
 眼軸長の視覚制御機能の発見
 網膜後方へのデフォーカスが生じる原因
 多焦点(multi-focus)レンズと近視進行抑制
 多焦点コンタクトレンズと近視進行抑制
 調節誤差マップと多焦点レンズの限界
 多分割(multi-segment)レンズと近視進行抑制
低濃度アトロピン・・・西山友貴・森山無価
 近視進行抑制効果
 点眼中止後のリバウンド
 副作用
 アトロピン治療における近視進行のリスクファクター
 人種に関する研究
 低濃度アトロピン治療の現在
 日本における低濃度アトロピン治療
レッドライト治療・・・五十嵐多恵
 レッドライト治療の近視進行抑制効果と副作用
 脈絡膜厚の変化と治療効果の予測
 レッドライト治療はなぜ効くのか?
その他の抑制方法・・・大野京子
 薬物療法に関するもの
 生活環境改善に関するもの
 その他

早期診断と早期介入の可能性・・・五十嵐多恵
近視の発症と進行のリスクを評価する
 Brien Holden眼研究所の「近視管理ガイドライン」
 PreMOリスク指標を用いた近視管理
近視の進行抑制治療と介入時期
 評価と経過観察の間隔
 治療法別の開始時期
長期的管理が必要な病的近視の早期診断と鑑別

学校保健における健康診断・・・柏井理子
学校保健の変遷と健康診断
3歳児健康診査における視覚検査
 弱視スクリーニングの難しさと見逃し
 屈折検査導入へ
 これからの3歳児健診視覚検査が担うこと
学校での視力検査
 視力検査の実施方法
 事後措置について
学校保健での健診の活性化や啓発
 文部科学省GIGAスクール構想と近視実態調査
 眼科学校医や眼科医の役割
 小児科医の役割
 視能訓練士の役割

小児の近視の環境因子・・・方 雨新(Yuxin Fang)・大野京子
教育
 教育水準との関連
 近業との関連
 パソコンやスマートフォンとの関連
屋外活動
 屋外活動時間との関連
 なぜ屋外活動は近視の発症を抑制するのか?
 近視の進行を抑制するために,屋外活動を推奨すべきか?
 COVID-19感染拡大に伴う生活様式の変化での近視の進行
強度近視における環境因子の関与

近視の遺伝子研究・・・細田祥勝・山城健児
連鎖解析とMYP locus
近視に対するゲノムワイド関連解析
 近視感受性遺伝子の特定
 小児の近視発症と遺伝子
強度近視に対するゲノムワイド関連解析

近視の動物研究・・・世古裕子
実験近視とは?—視性刺激遮断近視(FDM)とレンズ誘発性近視(LIM)
 実験近視に用いられてきた動物
 実験近視の病態

小児の近視 Q & A・・・東 範行
1 近視についての基本的な質問
2 近視の進行の原因と予防
3 近視進行予防や治療の医療行為
4 眼鏡とコンタクトレンズ
5 近視の合併症

近視や近視進行予防の情報ページ
索引

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