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前庭リハビリテーション

めまい・平衡障害に対するアプローチ

前庭リハビリテーション
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筆頭著者 浅井 友詞 中山 明峰 (編)

三輪書店

電子版ISBN

電子版発売日 2022年4月11日

ページ数 190

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-89590-521-3

印刷版発行年月 2015年6月

DOI https://doi.org/10.18937/9784895905213

書籍・雑誌概要

いま、新しい領域へ-めまい・身体不安定性をリハビリで改善させる

前庭からの情報は、眼球運動や頸部固有感覚からの情報と統合され平衡機能を司っており、前庭機能や頸部の障害によりめまいや身体不安定性を誘発する。前庭障害に悩んでいる方は多く、姿勢コントロールと合わせて、リハビリが関わる意義が高い領域である。

本書では、明日の臨床へつなげることを目的に、特に前庭リハの手法について写真を多用した。

セラピストへ向けて、前庭機能の基礎知識からリハビリの実践までを1冊にまとめた本邦初の書籍。

目次

第1章 前庭系の構造と機能
 第1節 前庭系の発生と発達
  1.内耳の発生
  2.姿勢制御の発達
  3.予測的姿勢制御
  4.指先触覚刺激
  5.視覚障害
  6.前庭障害
 第2節 前庭系の構造
  1.前庭器
  2.情報伝達経路
 第3節 姿勢制御
  1.前庭機能
  2.視覚と眼球運動
  3.体性感覚
 第4節 姿勢戦略

第2章 前庭系の障害
 第1節 前庭系の障害
 第2節 前庭障害と中枢性代償
 第3節 良性発作性頭位めまい症
 第4節 前庭神経炎
 第5節 メニエール病
 第6節 両側前庭障害
 第7節 加齢

第3章 前庭障害の診断と評価
 第1節 前庭障害の診断
  1.めまいに対する検査
  2.評価を行う際の注意事項
 第2節 前庭リハビリテーション領域における評価
  1.主観的評価
  2.眼球運動の評価
  3.前庭眼反射の評価
  4.感覚検査
  5.協調性検査
  6.関節可動域検査
  7.筋力
  8.姿勢の評価
  9.頭位眼振,頭位変換眼振
  10.動きの感受性の評価
  11.静的バランス評価
  12.そのほかの姿勢安定性の評価
  13.動的バランス
  14.移動機能

第4章 前庭機能低下症に対するリハビリテーション
 第1節 前庭リハビリテーション
 第2節 前庭障害における回復のメカニズム
  1.adaptation exercise
  2.habituation exercise
  3.substitution exercise
  4.そのほか
  5.moving force platform exercise
 第3節 結果に影響する因子
  1.年齢
  2.発症してからの時間経過
  3.心理的・精神的要因
  4.障害部位
  5.視覚と体性感覚の入力
  6.前庭リハビリテーションの継続期間
  7.個別リハビリテーション
 第4節 症例紹介
  1.症例A
  2.症例B
 第5節 まとめ

第5章 良性発作性頭位めまい症に対するリハビリテーション
 第1節 はじめに
 第2節 後半規管型BPPVに対する前庭リハビリテーション
  1.Canalith Repositioning TreatmentまたはEpley法
  2.Semont法またはLiberatory法
  3.Brandt-Daroff exercise
  4.頭部・眼球運動などの前庭刺激
 第3節 外側半規管型BPPVに対する前庭リハビリテーション
  1.Lempert法またはBBQ Roll
  2.そのほかの頭位変換治療
 第4節 BPPVに対するホームエクササイズ
  1.rolling-over maneuver
 第5節 治療効果
 第6節 まとめ

第6章 頸部障害のリハビリテーション
 第1節 頸部障害
  1.外傷性頸部症候群
  2.姿勢による影響
 第2節 評価
  1.関節可動域
  2.固有感覚の評価
  3.姿勢安定性の評価
  4.視覚検査
 第3節 リハビリテーション
  1.プログラム
  2.関節可動域の改善
  3.Gaze stability exercise
  4.頸部固有感覚トレーニング
  5.姿勢指導
 第4節 まとめ

第7章 さまざまな前庭トレーニング
 第1節 転倒予防に対するトレーニングへの応用
  1.高齢者の機能障害
  2.日常生活様式
  3.高齢者に対するトレーニング
 第2節 スポーツ選手に対するトレーニングへの応用
  1.姿勢制御
  2.身体のコア機能
  3.トレーニング方法
 第3節 まとめ

索 引

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