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産科医のための無痛分娩講座
筆頭著者 天野 完 (編集)
産婦人科吉田クリニック・北里大学客員教授
克誠堂出版
電子版ISBN 978-4-7719-6050-3
電子版発売日 2019年8月5日
ページ数 128
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-7719-0506-1
印刷版発行年月 2018年5月
書籍・雑誌概要
目次
第1章 無痛分娩の意義(天野 完)
第2章 無痛分娩の方法と変遷(天野 完)
【1】 無痛分娩の方法
【2】 無痛分娩の変遷
第3章 区域鎮痛法(藤田那恵)
【1】 産痛の伝達と区域鎮痛法
【2】 適応と禁忌
【3】 脊椎管の解剖
【4】 局所麻酔薬の薬理,作用機序,胎盤移行
【5】 添加オピオイドの薬理,作用機序
第4章 硬膜外鎮痛法
【1】 インフォームドコンセント(天野 完)
【2】 手技の実際(奥富俊之)
1 必要な物品・機器
2 必要なモニタリング
3 体位(坐位or 右/ 左側臥位)
4 穿刺部位(ヤコビー線)
5 消毒
6 Tuohy 針の把持,刺入,針の進め方,正中or 傍正中
7 硬膜外腔の確認(抵抗消失法,空気 or 生理食塩水)
8 カテーテル挿入,留置
9 吸引テスト
10 テストドース注入,局所麻酔薬の選択,アドレナリン添加の必要性
11 メインドースの投与
12 帝王切開移行時の対応
【3】 鎮痛効果の判定(藤田那恵)
1 区域鎮痛と鎮痛効果
2 鎮痛効果の評価方法
【4】 合併症,副作用と対応
1 血液が吸引される場合(細川幸希)
2 バックフローがありくも膜下腔への迷入が疑わしい場合(細川幸希)
3 鎮痛効果が得られないときの対応(細川幸希)
4 カテーテルトラブル(挿入困難,抜去困難,切断・遺残)(細川幸希)
5 低血圧(細川幸希)
6 硬膜穿刺後頭痛(PDPH)(細川幸希)
7 神経学的合併症(細川幸希)
8 局所麻酔薬中毒(大原玲子)
9 硬膜下血腫,硬膜外血腫(大原玲子)
10 高位鎮痛,全脊椎麻酔(大原玲子)
11 産婦の心肺蘇生法(大原玲子)
第5章 脊髄くも膜下硬膜外併用鎮痛法(CSEA)(奥富俊之)
【1】 手技
【2】 利点と問題点
【3】 CSEA において特に留意すべき点
第6章 傍頸管ブロック(PCB),陰部神経ブロック(PB)(天野 完)
A 傍頸管ブロック
【1】 手技
【2】 鎮痛効果
【3】 母体のリスク
【4】 胎児・新生児のリスク
【5】 新生児への影響
B 陰部神経ブロック
【1】 手技
【2】 リスクと問題点
第7章 硬膜外鎮痛法が分娩経過に及ぼす影響(天野 完)
【1】 選択的分娩誘発の是非
【2】 分娩第1期
【3】 分娩第2期
【4】 児頭回旋異常
【5】 発熱
【6】 掻痒
【7】 助産師の役割
第8章 硬膜外鎮痛法と胎児・新生児(天野 完)
【1】 胎児への影響
【2】 新生児への影響
【3】 母乳への影響
第9章 無痛分娩の安全対策(海野信也)
【1】 無痛分娩とそのリスク要因に関する現状認識
【2】 安全性確保のための基本的な考え方
【3】 設備・機器の整備
【4】 診療体制の整備
【5】 研修の充実