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瘢痕・ケロイドはここまで治せる

―Less-Scar Wound Hearing のための形成外科―

瘢痕・ケロイドはここまで治せる
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筆頭著者 小川 令 (編著)

克誠堂出版

電子版ISBN 978-4-7719-6002-2

電子版発売日 2017年4月3日

ページ数 230

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-7719-0436-1

印刷版発行年月 2015年2月

DOI https://doi.org/10.18916/9784771904361

書籍・雑誌概要

形成外科医が真正面から取り組むべき『傷あとをいかに治すか』の分野の待望の1冊。JSW scar scaleも解説・掲載して現代の最新情報を紹介。

目次

基礎編

1.胎仔創傷治癒とScarless Wound Healing
2.動物とヒトにおける瘢痕形成の違いと動物瘢痕モデル
3.瘢痕のメカノバイオロジーとメカノセラピー
4.皮膚創傷における細胞外マトリックスのさまざまな機能
5.瘢痕形成と弾性線維の役割
6.ケロイド・肥厚性瘢痕のメカニズム総論
7.ケロイド・肥厚性瘢痕のエネルギー代謝
8.炎症性疾患としてのケロイド・肥厚性瘢痕─CD4陽性T細胞などの炎症細胞が病態に及ぼす役割─
9.線維増殖性疾患としてのケロイド・肥厚性瘢痕
10.ケロイド発症におけるfibrocyteの関与の可能性
11.ケロイド治療の標的としてのIL-6シグナルとWntシグナル

実践編

12.種々の瘢痕評価スケールの特徴と比較
13.瘢痕・ケロイドの診断
14.種々の瘢痕に対する切除および縫合法
15.瘢痕に対する植皮術─リストカット瘢痕に対する植皮による治療─
16.瘢痕・ケロイドに対する皮弁手術
17.熱傷瘢痕・瘢痕拘縮に対する予防・手術法
18.ケロイドに対する術後放射線治療
19.ケロイドに対する高線量率組織内照射療法
20.ケロイド・肥厚性瘢痕に対するステロイド治療
21.瘢痕・ケロイド治療における圧迫・固定療法
22.シリコーン材を用いた瘢痕治療
23.ケロイド・肥厚性瘢痕に対するNd:YAGレーザー治療
24.瘢痕・ケロイドに対するパルス色素レーザー治療
25.成熟瘢痕に対するフラクショナルレーザー治療
26.ざ瘡瘢痕に対するケミカルピーリング
27.瘢痕に対するリハビリメイク