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がんのリハビリテーション
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≪15レクチャーシリーズ リハビリテーションテキスト≫

筆頭著者 石川 朗 (総編集)

神戸大学生命・医学系保健学域

その他の著者等 種村/留美 立松/典篤 玉木/彰

中山書店

電子版ISBN

電子版発売日 2021年12月20日

ページ数 192

判型 A4

印刷版ISBN 978-4-521-74811-5

印刷版発行年月 2020年6月

DOI https://doi.org/10.18889/9784521748115

書籍・雑誌概要

がん患者へのリハビリテーションが診療報酬として認められるようになって10年。高齢化が進む日本では、今後、ますますがん患者の増加が見込まれる。
本書では、がん医療におけるリハビリテーションの役割を踏まえて、アプローチ方法が異なる時期、治療方法、がん患者特有の病態、がん種別に分けそれぞれ具体的なリハビリテーションの実践方法(評価、プログラム、リスク管理、目標設定など)を解説した。

目次

LECTURE 1 がんのリハビリテーションの概要 (鶴川俊洋,菅 師子)
 1. がんのリハビリテーションの定義
 2. がんのリハビリテーションの病期別(時期別)分類
 3. がんのリハビリテーションの対象となる障害
 4. がんのリハビリテーションの目的・目標設定と進め方
 5. がんのリハビリテーションの実際(総論)
 6. がんのリハビリテーションにおけるリスク管理
 7. 今後の課題
 Step up
  1. がんロコモティブシンドローム(がんロコモ)
  2. 抗がん薬による心機能低下と運動療法
  3. がん診療連携拠点病院等
  4. ガイドライン,学会,研究会について

LECTURE 2 がんの疫学と治療 (井平 光)
 1. がんの疫学
 2. がん治療の概要
 Step up
  1. がんサバイバー生存率(がんと診断されてからの年数別の生存率)
  2. 身体活動量とがん罹患
  3. 免疫療法

LECTURE 3 がん患者の評価尺度 (國澤洋介)
 1. 評価尺度を用いる意義
 2. 身体機能,活動能力の評価尺度
 3. その他のADL およびIADL の評価尺度
 4. 身体症状に関する評価尺度
 5. 包括的な症状の評価尺度
 6. 精神・心理面の評価尺度
 7.QOL の評価尺度
 8. 栄養の評価尺度
 Step up
  予後予測に用いられる評価尺度

LECTURE 4 周術期リハビリテーション(1)-肺癌,消化器癌 (高木敏之)
 1. 周術期リハビリテーション
 2. 周術期の生体反応
 3. 術後の合併症
 4. 術前リハビリテーション
 5. 術後リハビリテーション
 Step up
  ERAS プロトコール

LECTURE 5 周術期リハビリテーション(2)-頭頸部癌,乳癌 (藤井美希)
 1. 頭頸部癌
 2. 乳癌
 Step up
  リンパ浮腫

LECTURE 6 化学療法・放射線療法中のリハビリテーション (小石原 優)
 1. 化学療法
 2. 放射線療法
 3. 化学療法・放射線療法中のリハビリテーション
 Step up 
  1. 栄養療法
  2. 胃瘻による栄養療法

LECTURE 7 血液がんに対するリハビリテーション (笠原龍一)
 1. 血液がんの特徴
 2. 血液がん患者の治療
 3. 血液がん患者のリハビリテーション
 Step up
  造血幹細胞移植の合併症

LECTURE 8 原発性脳腫瘍・骨軟部腫瘍のリハビリテーション (米永悠佑)
 1. 原発性脳腫瘍・骨軟部腫瘍のリハビリテーションの重要性
 2. 原発性脳腫瘍
 3. 原発性骨軟部腫瘍
 Step up
  小児,AYA 世代のがん

LECTURE 9 緩和ケアにおけるリハビリテーション (吉田裕一郎)
 1. 緩和ケアにおけるリハビリテーションの位置づけ
 2. 進行がん患者の抱える苦痛の理解
 3. 包括的アセスメントによる評価
 4. リハビリテーションにおける評価
 5. 身体症状の評価
 6. 目標設定における考え方
 7. リスク管理の方法
 8. リハビリテーションの実際
 Step up
  アドバンスケアプランニング

LECTURE 10 骨転移に対するリハビリテーション (鈴木昌幸)
 1. 骨転移の病態
 2. 骨転移の治療法
 3. 骨転移患者のリスク管理
 4. リハビリテーション
 Step up
  安静度

LECTURE 11 がん悪液質に対するリハビリテーション (立松典篤)
 1. がん悪液質
 2. がん悪液質の病態
 3. がん悪液質の評価法
 4. がん悪液質に対するリハビリテーション
 Step up
  1. がん患者の栄養

LECTURE 12 高齢がん患者に対するリハビリテーション (牧浦大祐,斎藤 貴)
 1. 高齢がん患者の疫学
 2. 高齢がん患者の特徴と問題点
 3. 高齢者総合機能評価(CGA)による評価
 4. 高齢がん患者に対するリハビリテーションの実際
 5. 高齢がん患者に対するリハビリテーションにおけるリスク管理
 Step up
  認知症

LECTURE 13 摂食嚥下・コミュニケーション障害に対するリハビリテーション (飯野由恵)
 1. 摂食嚥下
 2. 発声発語
 Step up
  緩和ケア主体におけるリハビリテーション

LECTURE 14 がん患者の精神・心理的問題,コミュニケーション (山田 祐)
 1. 心の反応
 2. 適応障害とうつ病
 3. せん妄
 4. 精神・心理的問題を抱えたがん患者が紹介された場合
 5. がん患者とのコミュニケーション
 6. リハビリテーションスタッフとがん患者のかかわり
 Step up
  1. 悪い知らせを伝えるコミュニケーションスキルの研究について
  2. narrative based medicine(NBM)とは

LECTURE 15 在宅支援・就労支援 (立松典篤)
 1. がん患者における社会的問題
 2. がん患者が利用可能な社会資源
 3. がん患者の在宅支援・就労支援
 4. がん患者の在宅支援・就労支援とリハビリテーション
 Step up
  医療ソーシャルワーカー

巻末資料

TEST 試験 (立松典篤)

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