書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。
医学・保健学のためのやさしい統計学 第3版
筆頭著者 正井 栄一 片山 修 (著)
金原出版
電子版ISBN 978-4-307-87171-6
電子版発売日 2023年3月27日
ページ数 208
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-307-77171-9
印刷版発行年月 2013年3月
書籍・雑誌概要
初学者でもわかるよう、統計学の基礎からやさしく解説。統計の仕組みや確率との関係、Excelを使った実際の統計処理方法なども、図を多用して詳しく説明し、基本的な数式の導き方も示した。
今回の改訂では、特に「第3章Excelの使い方」を、Excelの最新バージョンを使ったものに差し替えた。2色化により図表も見やすく、よりわかりやすくなった。
目次
第1章 統計学とは
1.統計学とは何をする学問か
2.変量の種類
3.母集団と標本
4.統計的手法にはどのようなものがあるか
注.表記法
第2章 記述統計
1.何を知れば集団がわかったことになるのか
2.図やグラフを画く
3.代表値
4.散布度
5.歪度と尖度
6.変動係数
第3章 Excelの使いかた
1.キ−操作を覚える
2.Excel画面の説明
3.セルの選択
4.シ−ト名の変更
5.セルの入力
6.セルとコピ−と貼り付け
7.フィルハンドルによるデ−タの入力
8.式をコピ−する方法
9.相対参照と絶対参照
10.表示桁数の変え方
11.デ−タの並べ替え
12.行と列の入れ替え
13.見出し行または列の固定
14.関数による計算
15.度数分布表を作る
16.ヒストグラムを画く
17.t検定などを行うツ−ルを利用する方法
18.注意!
第4章 確率と分布
1.確率とは何か
2.期待値
3.独立な事象とは
4.条件付き確率
5.確率分布とは
第5章 正規分布とt分布を使った推定と検定
1.推定
2.標本平均の確率分布
3.母平均の区間推定
4.信頼度と有意水準
5.正規分布表
6.t分布
7.t分布を使った母平均の推定
8.検定
9.t分布を用いた検定
10.標本の大きさをどの程度にすればよいか
第6章 分散に関する推定と検定
1.X2分布
2.母分散の推定
3.2つの分散の差の検定(一方の母分散はわかっていて、他方は標本分散から推定しなくてはならない場合)
4.2つの分散の差の検定(F 検定)(2つの母分散とも不明で、2つの標本分散から推定して比較する場合)
第7章 相関
1.相関係数
2.相関係数の有意性の検定、あるいは推定
3.相関係数の差の検定
第8章 回帰
1.関係を直線で表す
2.回帰直線の存在範囲
第9章 質的デ−タの検定法
1.2項検定
2.X2検定(条件数が1の場合)
3.X2検定(2×2クロス表を使う場合)
4.X2検定(対応がなく、2×3あるいは3×3などの場合)
5.フィッシャ−(Fisher)の直接法
6.適合度の検定
付録
1.2項分布の平均と分散
2.互いに独立な確率変数の和の分散と差の分散
3.回帰係数の求め方
4.決定係数の求め方
5.決定係数がR2が、標本相関係数rの2乗に等しいことの証明
6.X2値の計算
7.10C2の計算がわからない人のために
8.対数がわからない人のために
9.不等式の解き方がわからない人のために
10.母比率の推定範囲の厳密解
練習問題
解答
付表