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子宮体がん治療ガイドライン 2023年版

子宮体がん治療ガイドライン 2023年版
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筆頭著者 日本婦人科腫瘍学会 (編)

金原出版

電子版ISBN 978-4-307-80155-3

電子版発売日 2023年7月14日

ページ数 240

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-307-30155-8

印刷版発行年月 2023年7月

DOI https://doi.org/10.18888/9784307801553

書籍・雑誌概要

5年ぶりの改訂となる2023年版では、切除不能または再発子宮体がんに対する薬物療法のCQが大幅にアップデートされた。
また、高齢者の手術療法、肥満患者の減量を目的とした手術待機、がん遺伝子パネル検査、治療後の生活指導やリンチ症候群といった新たなテーマに関するCQも加わり、計39のCQを収載。
「推奨」の決定に至るまでに作成委員会内で議論があったCQについては、「最終会議の論点」としてその内容が記載されている。

目次

目次
CQ,推奨一覧
フローチャート1 子宮体癌の初回治療:術前にI・II期と考えられる症例
フローチャート2 子宮体癌の初回治療:
(1)子宮摘出後に子宮体癌と判明した症例
(2)再発低リスク群を想定して行われた手術の後に再発中・高リスク群と判明した症例
フローチャート3 子宮体癌の初回治療:術前にIII・IV期と考えられる症例
フローチャート4 子宮体癌の術後治療
フローチャート5 子宮体癌の再発治療
フローチャート6 妊孕性温存療法(子宮内膜異型増殖症または類内膜癌G1)
フローチャート7 子宮肉腫の治療
フローチャート8 絨毛性疾患の治療

本ガイドラインにおける基本事項
I 進行期分類
II リンパ節の部位と名称
III 組織学的分類
IV 手術療法
V 術後再発リスク分類
VI 薬物療法
VII 放射線治療
VIII 緩和ケア
第1 章 ガイドライン総説
第2 章 初回治療(特殊組織型を含む)
総説
I 子宮摘出術式
II リンパ節郭清
III 病理組織型
CQ01 初回手術療法として単純子宮全摘出術は勧められるか?
CQ02 術前に再発低リスク群と推定される患者に対して,骨盤リンパ節郭清の省略は勧められるか?
CQ03 術前に再発中・高リスク群と推定される患者に対して,骨盤リンパ節・傍大動脈リンパ節郭清は勧められるか?
CQ04 センチネルリンパ節転移陰性の患者において,リンパ節郭清の省略は可能か?
CQ05 肉眼的に大網転移を認めない患者に対して,大網切除術は勧められるか?
CQ06 術前にI・II期と推定され,肉眼的に卵巣転移を認めない患者に対して,卵巣温存は勧められるか? 【SR】
CQ07 高齢患者に対して手術を行う場合,リンパ節郭清の省略は勧められるか?
CQ08 高度肥満患者に対して,体重の減量を目的とした手術の待機は勧められるか?
CQ09 治療方針決定にMRI,CT,PET/CTは勧められるか?
CQ10 初回治療で内視鏡(腹腔鏡・ロボット)手術は勧められるか?
CQ11 術前にIV期と推定される患者に対して,手術療法は勧められるか?
CQ12 切除可能だが医学的理由で手術適応にならない患者に対して,初回治療で根治的放射線治療は勧められるか?
第3章 術後治療
総説
CQ13 初回手術で肉眼的完全摘出を完遂した患者に対して,術後薬物療法は勧められるか?
CQ14 初回手術で肉眼的完全摘出を完遂した患者に対して,術後放射線治療は勧められるか?
CQ15 再発低リスクで腹水細胞診/腹腔洗浄細胞診陽性の場合に,術後補助療法は勧められるか? 【SR】
CQ16 子宮摘出術後に子宮体癌と判明した患者に対して,追加治療は勧められるか?
CQ17 再発低リスク群を推定して行われた手術の後に再発中・高リスク群と
判明した患者に対して,追加治療は勧められるか?
第4章 切除不能進行・再発癌の治療
総説
I 切除不能進行癌
II 再発癌
CQ18 切除困難または病巣残存が予想される進行癌の患者に対して,術前治療は勧められるか?
CQ19 腟断端再発に対して,放射線治療は勧められるか?
CQ20 腟断端以外に再発部位を有する患者に対して,手術療法は勧められるか?
CQ21 切除不能または残存病巣を有する進行癌,および再発癌に対して,薬物療法は勧められるか?
CQ22 切除不能または残存病巣を有する進行癌,および再発癌に対して,放射線治療は勧められるか?
CQ23 再発がんの患者に対して,次世代シーケンサー等を用いたがん遺伝子パネル検査は勧められるか?
第5章 治療後の経過観察
総説
CQ24 根治的治療後に定期的な検査は勧められるか?
CQ25 子宮体癌治療後のホルモン補充療法(HRT)は勧められるか?
CQ26 子宮体癌治療後の生活指導において留意すべき点は?
第6章 妊孕性温存療法
総 説
CQ27 子宮内膜異型増殖症または子宮体癌で妊孕性温存を希望する若年患者に対して,
妊孕性温存療法は勧められるか?
CQ28 妊孕性温存療法後に勧められる経過観察の間隔と検査は?
CQ29 妊孕性温存療法施行時に病変遺残がある,あるいは妊孕性温存療法後の
子宮内再発に対して,保存的治療は勧められるか? 【SR】
CQ30 妊孕性温存療法後の患者に対して,生殖補助医療は勧められるか?
第7章 肉腫の治療
総説
CQ31 子宮肉腫が疑われた場合に,どのような手術が勧められるか?
CQ32 術後に子宮肉腫と判明した患者に対して,追加手術は勧められるか?
CQ33 初回手術で肉眼的完全摘出を完遂した子宮肉腫の患者に対して,どのような術後補助療法が勧められるか?
CQ34 子宮肉腫の切除不能進行・再発患者に対して,薬物療法は勧められるか?
第8章 絨毛性疾患の治療
総説
CQ35 侵入奇胎,臨床的侵入奇胎,および奇胎後hCG存続症に対して
推奨される薬物療法は?
CQ36 絨毛癌に対して推奨される薬物療法は?
CQ37 絨毛癌に対して薬物療法以外の治療は勧められるか?
CQ38 PSTT,ETTに対して推奨される治療法は?
CQ39 hCG低単位が持続する患者に対して推奨される取り扱いは?
第9章 資料集
I 略語一覧
II 日本婦人科腫瘍学会ガイドライン委員会業績
III 既刊の序文・委員一覧
索引

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