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高年齢労働者のための転倒・転落事故防止マニュアル

高年齢労働者のための転倒・転落事故防止マニュアル
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武藤 芳照 (編)

東京健康リハビリテーション総合研究所所長/東京大学名誉教授

萩野 浩(編) 三上 容司(編) 竹下 克志(編)

新興医学出版社

電子版ISBN

電子版発売日 2026年4月30日

ページ数 136

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-88002-125-6

印刷版発行年月 2023年4月

DOI https://doi.org/10.18887/9784880021256

書籍・雑誌概要

社会情勢の変化により、
高年齢となってからも就労する労働者は着実に増加している。

その一方で、急激に増加しているのが高年齢労働者による労働災害であり
中でも転倒・転落による事故が占める割合は大きい。

特に、小売業や社会福祉施設といった従来、労働災害の比較的少なかった分野で
労災件数の上昇がみられるところが、現在の特徴となっている。



本書はそうした現状を分析し、転倒・転落事故をどのように予防すべきかを解説した書籍である。



整形外科医、産業医、理学療法士といった医療従事者をはじめ、

労働災害研究者、社会保険労務士、弁護士など

当分野に関連した多くの職種が転倒労災予防に向け数々の知見・対策を紹介してくれている。



 ・高年齢労働者を雇用している企業の人事労務担当者

 ・医師、看護師、介護職など労働災害受傷者に対応する医療従事者

 ・労働行政、安全行政に関わる自治体・機関の方々



上記をはじめ、高年齢労働者により安全・より快適に働いてもらうために
努めておられる方々にとって、有益な1冊となるはずである

目次

序 文 5


第1章 今、増えている高年齢労働者の労災としての転倒・転落事故の現況

1.高年齢労働者の労働災害の発生状況 8

2.高齢者の外傷の特徴 12

3.高年齢労働者の労働災害の特徴 16

4.発生要因(内的要因、外的要因、社会・管理的要因、傷害増幅要因)

   -高年齢労働者の労災としての転倒・転落事故- 22

5.現行の取り組み 27



第2章 職場における高年齢労働者転倒・転落事故防止マニュアル

1.最大の事故原因「滑り」の防止対策① 原因と求められる対策 32

2.最大の事故原因「滑り」の防止対策② 耐滑性の確認と摩擦係数の評価 35

3.業種別・事故を減らすための取り組み好事例 40

事故を防ぐための基本的な対応

4.内的要因からのアプローチ① 転倒リスクを高める疾患の理解と治療 47

5.内的要因からのアプローチ② 薬剤チェック 50

6.内的要因からのアプローチ③ 身体機能改善のための取り組み 53

7.内的要因からのアプローチ④ 産業医の役割 56

8.外的要因からのアプローチ① 労働現場の環境整備 60

9.外的要因からのアプローチ② 危ない所の見える化 63

10.外的要因からのアプローチ③ 職員教育 66

11.外的要因からのアプローチ④ 職場に潜む転倒リスクの「チリ」 70

12.行動要因へのアプローチ①  防滑 73

13.行動要因へのアプローチ②  安全靴 76



第3章 職場全体で事故防止に取り組む

1.転倒予防の周知啓発

-厚労省・消費者庁、日本転倒予防学会との連携協力- 78

2.言葉のチカラ -標語・川柳- 82

3.体力・運動能力の測定・評価 86

4.身体活動の向上を基盤とする取り組み

-身体活動の向上、運動・スポーツの推奨- 91

5.運動機能訓練としての転倒予防体操 95



第4章 データによる分析と今後の課題

1.労働力人口と労働災害の動向 100

2.転倒災害の課題① 高年齢労働者の課題 106

3.転倒災害の課題② 労災認定の課題 109

4.課題解決のための今後の展開 111

5.労災としての転倒・転落事故の法的責任 113

6.判例からみた労災としての転倒・転落事故の原因と対策 115



第5章 多職種の視点

1.労災病院の立場から① 117

2.労災病院の立場から② 118

3.産業医の立場から 119

4.理学療法士の立場から 120

5.医療ソーシャルワーカーの立場から 121

6.社会保険労務士の立場から 122

7.労災認定審査の立場から① 整形外科医 124

8.労災認定審査の立場から② 脳神経外科 125

9.シルバー人材の転倒・転落事故の現況 126

10.劇場の舞台での転倒・転落事故 127



巻末資料1.エイジフレンドリーガイドライン

(高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン) 128

巻末資料2.WHO身体活動・座位行動ガイドライン(日本語版) 130



索 引 132

編者プロフィール 134