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看護師のための臨床輸血 第3版

学会認定・臨床輸血看護師テキスト

看護師のための臨床輸血 第3版
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筆頭著者 学会認定・臨床輸血看護師 (編)

その他の著者 大戸 斉,坂口嘉郎,高見昭良,香取信之,梶原道子,松川恵梨子,梅木智美,北澤淳一,塗谷智子,高橋理栄,河野武弘,阿部智美,片野めぐみ,平安山知子

中外医学社

電子版ISBN

電子版発売日 2022年8月23日

ページ数 159

判型 B5判

印刷版ISBN 978-4-498-17508-2

印刷版発行年月 2022年8月

DOI https://doi.org/10.18886/9784498175082

書籍・雑誌概要

学会認定・臨床輸血看護師制度カリキュラム委員会のもと,学会認定・臨床輸血看護師を目指す上で必要な基本的知識や看護能力を平易かつ分かりやすく解説したテキストの改訂第3版.リアルに講義を受けているような分かりやすい紙面はそのままに,各血液製剤の最新ガイドライン・指針や薬剤の動向などを踏まえてブラッシュアップした.試験範囲もカバーされた.輸血看護を学び始めた初学者の自習用としても役立つ1冊になっている.

目次

目 次


  3.血液製剤の使用指針

3 危機的出血への対応ガイドライン 〈坂口嘉郎〉
  1.危機的出血
  2.「危機的出血への対応ガイドライン」
  3.周術期の異型適合血の問題点
  4.放射線照射の必要性
  5.血液製剤の使用指針
  6.危機的出血への対応のまとめ

4 内科領域における輸血療法 〈高見昭良〉
  1.血液製剤の使用指針
  2.内科的疾患における輸血療法
  3.造血幹細胞移植
  4.肝硬変における輸血
  5.消化管疾患における輸血
  6.腎疾患における輸血

5 周術期・外科領域における輸血療法 〈香取信之〉
  1.輸血の歴史
  2.周術期に使用する輸血用血液製剤とその適応
  3.周術期・外科領域の輸血の実際

6 産科領域における輸血療法 〈橘 大介〉
  1.周産期の出血
  2.産科出血への対応
  3.大量出血を起こす病態
  4.周産期出血の問題点
  5.大量出血をきたす病態(各論)
  6.症例提示(O大学産婦人科経験例報告)

7 小児科領域の輸血療法 〈梶原道子〉
  1.小児輸血の特殊性
  2.小児の輸血検査
  3.小児での血液製剤の使いかた
  4.小児の輸血に用いる器材
  5.交換輸血について
  6.小児輸血と副反応
  7.小児輸血の安全対策
  8.宗教的理由による輸血拒否

8 輸血の実際と看護 〈松川恵梨子・梅木智美・北澤淳一〉
  1.輸血前の準備:血液製剤の申し込みから出庫まで
  2.輸血の実際
  3.輸血中の観察
  4.輸血後の注意

9 多職種連携による輸血療法 〈牧野茂義〉
  1.チーム医療とは
  2.輸血チーム医療に関する指針
  3.輸血療法委員会の役割
  4.輸血医療チームの役割
  5.マニュアルの作成と見直し
  6.輸血療法委員会と輸血医療チームの違い
  7.多職種連携の効果と展望
  8.最後に

10 自己血輸血 〈塗谷智子・高橋理栄・北澤淳一〉
  1.貯血式自己血輸血
  2.希釈式自己血輸血
  3.回収式自己血輸血
  4.自己血輸血の実施手順

11 輸血副反応とその対策 〈牧野茂義〉
  1.輸血副反応(総論)
  2.輸血副反応(各論)
  3.輸血副反応の対応と検査

12 輸血検査 〈北澤淳一〉
  1.輸血検査
  2.血液型検査
  3.不規則抗体検査
  4.交差適合試験

13 輸血に関わる法制度,倫理等 〈河野武弘〉
  1.安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律(血液法)
  2.医薬品,医療機器等の品質,有効性及び安全性の確保等に関するよいですか?
  3.特定生物由来製品と救済制度
  4.説明と同意:インフォームド・コンセント
  5.宗教上の理由により輸血治療を拒否する患者への対応
  6.血液製剤等に係る遡及調査

14 輸血Q & A 〈阿部智美・片野めぐみ・平安山知子〉
  Q1.標準的な輸血の速度はどのくらいですか?
  Q2.輸血は何ゲージの針まで使用可能ですか?
  Q3.薬剤との混注は可能ですか?
  Q4.同じラインから輸血に続いて抗菌薬や他の薬剤を投与する場合にはどうしたらよいですか?
  Q5.赤血球液や血小板製剤はなぜフィルター付きのルート(セット)を使用しなくてはいけないのですか?
  Q6.赤血球液を使用する際,輸血セットのフィルター部分をすべて満たさなくてもよいですか?
  Q7.洗浄血小板とは何ですか?
  Q8.RhD陽性の患者にRhD陰性の製剤を使用しても問題はないですか?
  Q9.RhD陰性の患者に新鮮凍結血漿や濃厚血小板を輸血する場合,RhD陽性の製剤を用いてよいですか?
  Q10.血小板を振盪しながら保存するのはなぜですか?
  Q11.赤血球液を間違って冷凍庫で保存してしまいました.使用できますか?
  Q12.新鮮凍結血漿を融解したら,白い浮遊物が生じていました.使用できますか?
  Q13.加温が必要な場合はどんな時ですか?
  Q14.クリオプレシピテートとは何ですか?

15 参考図書

  編集後記
  索引