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正攻法ではないけれど必ず書き上げられる はじめてのケースレポート論文

正攻法ではないけれど必ず書き上げられる はじめてのケースレポート論文
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筆頭著者 佐藤 佳澄 (著)

秋田大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学講座助教

中外医学社

電子版ISBN

電子版発売日 2023年12月26日

ページ数 150

判型 A5判

印刷版ISBN 978-4-498-14852-9

印刷版発行年月 2023年12月

DOI https://doi.org/10.18886/9784498148529

書籍・雑誌概要

やる気があれば必ず書ける! とにかくこの本を読んでみてください!
論文執筆の経験がなくても,英語が得意でなくても,やる気があれば必ずケースレポート論文は書き上げられる.著者自らの経験をベースに,テーマ選びから,書き方のコツやポイント,翻訳の方法や選ぶべきツール,投稿する海外ジャーナルの選び方などなど,はじめてケースレポート論文を書き上げるためのノウハウ,を惜しげもなく教えてくれる一冊.

目次

目 次

 

Chapter 01▶Case reportのすごい効能

 1 本書は完全なる初心者のための本

 2 自己紹介

 3 自分の臨床が世界とつながる

 4 臨床研究の入り口



Chapter 02▶実は日本語よりも英語が簡単

 1 必ず英語論文にしたほうがいい理由

 2 言語の壁はもうない

 3 国内の学会発表は時間がもったいない

 コラム 研究倫理



Chapter 03▶「書きたい」を「書ける」にするメンタリティ

 1 臨床家なら誰でも書ける

 2 はじめたならば汚くても世に出す

 3 応援してくれる人がいなくても書く

 4 邪道で書くから書き切れる



Chapter 04▶最大の要所はLearning pointの設定

 1 初心者は自分のために書こうとする

 2 テーマが決まれば書けたも同然

 3 あなたの感動がテーマになる

 4 Learning point作りのヒント

 5 Learning pointは2つ作ろう



Chapter 05▶周囲との付き合い方

 1 指導者に会えればいちばんよいが……

 2 「この症例は論文にならない」は嘘

 3 信頼している人だけに打ち明ける

 4 師匠は2人もいらない

 5 誰をAuthorにするか?

 6 Authorの順番

 コラム ICMJE声明



Chapter 06▶Case reportは単純なパズル!

 1 Case reportは論文です

 2 テーマが決まればピースが決まる

 3 ピースの質を高める



Chapter 07▶文献検索

 1 大きい情報と小さい情報

 2 テーマを分解すれば集めるべき情報は決まる

 3 文献検索作業



Chapter 08▶実際に書いていく

 1 機械的に手を動かすだけで書き終わっている

 2 なにを「書かないか」が重要

 3 書く順番はIDCA

 4 Introduction

 5 Disucussion & Conclusion

 6 Case presentation

 7 Abstract

 8 CAREガイドライン

Chapter 09▶投稿先

 1 安くてモラルのある医学ジャーナルとは

 2 全てPubMedに載るわけじゃない

 3 症例報告にImpact factorは要らない

 4 意外と穴場な“特集号”

 5 オープンアクセスとは

 6 ハゲタカジャーナルに要注意



Chapter 10▶準備をしよう

 1 症例報告を書くっていくらかかるの?

 2 投稿費用を節約するコツ

 3 投稿規定を確認しよう

 4 同意書を取ろう



Chapter 11▶Case repoもDX(Digital Transformation)で

 1 AIサービスは神

 2 AIサービスに振り回されるな

 3 Case report作成に役立つサービス



Chapter 12▶書き終わったらやること

 1 英文校正に出す

 2 よきカバーレターとは

 3 投稿作業チェックリスト

 4 投稿で折り返し



Chapter 13▶査読(リバイズ)を乗り越える

 1 投稿が受理(アクセプト)されるまで

 2 リバイズは苦しい

 3 リバイズを乗り切る8つのコツ

 4 論文がアクセプトされた!!!



Chapter 14▶アクセプトのその先

 1 どんどん簡単に書けるようになる

 2 原著論文作成の基礎力がついている

 3 査読依頼が来る

 4 臨床力の飛躍

 5 おわりに

 ●Appendix

索引  145