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低Na血症
体液・水電解質異常の臨床とその理解
筆頭著者 柴垣 有吾(監修) 冨永 直人 椙村 益久 志水 英明 (監訳)
聖マリアンナ医科大学腎臓・高血圧内科教授/川崎市立多摩病院腎臓・高血圧内科部長/藤田医科大学医学部内分泌・代謝・糖尿病内科学教授/大同病院副院長/腎臓内科部長
中外医学社
電子版ISBN
電子版発売日 2021年10月14日
ページ数 183
判型 B5判
印刷版ISBN 978-4-498-12396-0
印刷版発行年月 2021年10月
書籍・雑誌概要
世界中の低Na血症専門家が結集した低Na血症診療のバイブル! 低Na血症の歴史から近年解明が進む疫学・病態生理,新規治療薬トルバプタンなど最新の知見や,鑑別が難しく,原因によらない対応が必要な高度低Na血症へのアプローチまで具体的に解説.翻訳なのに読みやすい!これまでの臨床マニュアルと一線を画す本質的理解を促す1冊.
目次
はじめに
1.低Na血症の歴史 <石川三衛 San-e Ishikawa>
CHAPTER 1 低Na血症の病態生理,疫学および有害事象
2.水分恒常性維持の病態生理 <磯部清志 Kiyoshi Isobe,内田信一 Shinichi Uchida>
3.低Na血症の原因と疫学 <小松康宏 Yasuhiro Komatsu>
4.低Na血症の臨床像と死亡との関連性 <藤沢治樹 Haruki Fujisawa>
5.低Na血症と骨量減少,骨粗鬆症,骨脆弱性および骨折 <椙村益久 Yoshihisa Sugimura>
CHAPTER 2 低Na血症の主たる要因~診断および治療~
6.不適切抗利尿症候群(SIAD)による細胞外液量正常低Na血症 <冨永直人 Naoto Tominaga>
7.糖質コルチコイド欠乏症と低Na血症 <青谷大介 Daisuke Aotani>
8.細胞外液量減少低Na血症 <座間味亮 Ryo Zamami>
9.肝硬変と細胞外液量増加低Na血症 <龍華章裕 Akihiro Ryuge>
10.心不全と細胞外液量増加低Na血症 <末永祐哉 Yuya Matsue>
11.低Na血症の過補正と有害事象 <上原温子 Atsuko Uehara>
CHAPTER 3 低Na血症の従たる要因~診断および治療~
12.脳外科疾患と低Na血症 <尾関俊和 Toshikazu Ozeki>
13.担がん状態と低Na血症 <松浦友一 Tomokazu Matsuura>
14.薬剤誘発性低Na血症 <谷澤雅彦 Masahiko Yazawa>
15.運動誘発性低Na血症 <宮内隆政 Takamasa Miyauchi>
CHAPTER 4 低Na血症の治療~追加事項~
16.低Na血症の診断アプローチ:適切な検査が行われているか? <志水英明 Hideaki Shimizu>
おわりに
17.低Na血症の研究の展望 <山村由孝 Yoshitaka Yamamura>
索引