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椎体形成術

現在とこれから

椎体形成術
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筆頭著者 徳橋 泰明 (編)

日本大学教授

南江堂

電子版ISBN 978-4-524-28602-7

電子版発売日 2016年6月6日

ページ数 206

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-524-26836-8

印刷版発行年月 2012年10月

DOI https://doi.org/10.15106/9784524268368

書籍・雑誌概要

骨粗鬆症性椎体骨折の治療法の一つとして定着しつつある椎体形成術の全体像を歴史的経緯,バイオメカニクス,適応,治療成績等の重要項目について概説.さらに日本で行われている術式と使用材料を網羅し,手術書としてもすぐに臨床現場で活用できる実践的内容.椎体形成術治療の第一人者の解釈とメッセージが楽しめる一冊.

目次

【内容目次】
I.総論
 1.椎体形成術の歴史的経緯と問題点
 2.椎体形成術の適応—どのような病態が本法の適応になるのか
  A.整形外科医の立場から
  B.放射線科医の立場から
  C.脳神経外科医の立場から
 3.椎体形成術のEBM
 4.椎体形成術のバイオメカニクス
 5.椎体形成術の限界—各種椎体形成術の経験から
 6.椎体形成術の安全性と合併症
 7.椎体形成術後の新規骨折とその予防
 8.椎体形成術の術後評価
II.各論
 1.リン酸カルシウムセメントを用いた椎体形成術
 2.骨セメントによる経皮的椎体形成術(先進医療)
 3.バルーン椎体形成術(balloon kyphoplasty)
 4.HA block(R)を用いた椎体形成術
 5.内視鏡とバルーンを用いた椎体形成術
 6.内視鏡を併用したリン酸カルシウムセメントによる椎体形成術
 7.新鮮骨折に対するHA block(R)を用いた椎体形成術
 8.ハイブリッド椎体形成術
 9.インストゥルメンテーションを併用した椎体形成術
メモ
・脊椎椎体腫瘍性病変に対するPVP
・パーキンソン病患者の背部痛に対する手術療法
・PMMAを用いたPVPやBKPでのちょっとした工夫
・椎体変形矯正の要否について
・椎体偽関節部掻爬・ラスピングの重要性
・フラッシングにおける留意点
・CPC骨ペーストの作製
・CPC充填時のコツ
・VASが4点以上の症例を適応とした理由
・椎体偽関節の画像診断
・新鮮椎体骨折を適応外とした理由
・ダイナミック造影MRI
・X線透視装置は2台が理想
・皮切は左右,どちらから??
・骨折部の部位誤認
・手術成功へのコツ
・充填填時のイメージ
・開創器の工夫
・使用するバルーンについて
・椎体からの出血に関する対処法
・椎弓根からのCPC漏出に対する予防策
索引