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胆石症診療ガイドライン2016 改訂第2版
筆頭著者 日本消化器病学会 (編)
南江堂
電子版ISBN 978-4-524-25517-7
電子版発売日 2016年7月11日
ページ数 138
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-524-26779-8
印刷版発行年月 2016年2月
書籍・雑誌概要
日本消化器病学会編集による,エビデンスに基づいたオフィシャルな診療ガイドライン.今版ではGRADEシステムの考え方を取り入れ,エビデンスレベルと推奨の強さを設定.胆石症の疫学・病態,診断,治療,予後・合併症において問題となるクリニカルクエスチョン(CQ)の診療指針を示した.とくに,めざましい進歩を遂げつつある内視鏡治療や外科治療について診療現場環境に応じた選択肢が担保されるように改訂がなされた.一般内科医・非専門医必携のガイドライン.
目次
【内容目次】
クリニカルクエスチョン一覧
第1章 疫学・病態
1 疫学
CQ1-1 わが国の胆石保有率は増加しているか?
2 リスクファクター
CQ1-2 胆石症のリスクファクターは?
3 成因
CQ1-3 コレステロール胆石の成因は?
CQ1-4 ビリルビンカルシウム石の成因は?
CQ1-5 黒色石の成因は?
CQ1-6 総胆管結石の成因は?
CQ1-7 肝内結石の成因は?
4 自然史
CQ1-8 胆嚢結石の自然史は?
5 胆道炎
CQ1-9 急性胆嚢炎発生のメカニズムは?
CQ1-10 急性胆管炎発生のメカニズムは?
6 胆道癌
CQ1-11 胆嚢結石症は胆嚢癌のリスクファクターか?
CQ1-12 肝内結石症は肝内胆管癌のリスクファクターか?
第2章 診断
1 症状
CQ2-1 胆石症の症状は?
2 病歴・診察
CQ2-2 胆石症の診断に有用な病歴聴取,診察所見は?
3 検査
CQ2-3 胆石症の一次検査は?
CQ2-4 胆嚢結石が疑われたときに次に行う検査は?
CQ2-5 総胆管結石が疑われたときに次に行う検査は?
CQ2-6 肝内結石が疑われたときに次に行う検査は?
第3章 治療
1 胆嚢結石
CQ3-1 無症状胆嚢結石は治療すべきか?
CQ3-2 有症状胆嚢結石の治療は?
CQ3-3 手術では腹腔鏡下胆嚢摘出術が第一選択か?開腹の適応は?
CQ3-4 腹腔鏡下胆嚢摘出術における合併症は?
CQ3-5 胆石溶解療法の適応は?
CQ3-6 ESWLの適応は?
CQ3-7 Mirizzi症候群の治療は?
CQ3-8 急性胆嚢炎合併例の治療は?
CQ3-9 胆汁性腹膜炎併発例,胆嚢周囲膿瘍併発例の治療は?
2 総胆管結石
CQ3-10 無症状総胆管結石は治療すべきか?
CQ3-11 総胆管結石の治療は?
CQ3-12 -1内視鏡的治療:1)ESTとEPBDの選択基準は?
CQ3-12 -2内視鏡的治療:2)胆管ステント留置の適応は?
CQ3-12 -3内視鏡的治療:3)胆管炎合併例の治療は?
CQ3-12 -4内視鏡的治療:4)胆石性膵炎合併例の治療は?
CQ3-12 -5内視鏡的治療:5)Roux-en-Y吻合やBillrothII法胃切除後例の治療は?
CQ3-12 -6内視鏡的治療:6)胆嚢結石合併例の治療は?
CQ3-13 外科的結石除去術の方法は?
3 肝内結石
CQ3-14 無症状肝内結石は治療すべきか?
CQ3-15 薬物療法の適応は?
CQ3-16 ESWLの適応は?
CQ3-17 肝切除術の適応は?
CQ3-18 経皮的内視鏡治療(PTCS)の適応は?
CQ3-19 経口的内視鏡治療の適応は?
CQ3-20 胆道再建後の肝内結石に対する治療は?
第4章 予後・合併症
1 予後
CQ4-1 胆嚢結石に対する胆嚢摘出術後の経過観察は必要か?
CQ4-2 胆嚢摘出は消化吸収機能を低下させるか?
2 長期合併症
CQ4-3 胆嚢摘出術後の長期合併症は何か?
CQ4-4 総胆管結石治療後の長期合併症は何か?
CQ4-5 肝内結石治療後の長期合併症は何か?
索引