書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。
慢性便秘症診療ガイドライン2017
筆頭著者 日本消化器病学会関連研究会 慢性便秘の診断・治療研究会 (編)
南江堂
電子版ISBN 978-4-524-24566-6
電子版発売日 2017年11月27日
ページ数 112
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-524-25575-7
印刷版発行年月 2017年10月
書籍・雑誌概要
日本消化器病学会関連研究会「慢性便秘の診断・治療研究会」編集によるガイドライン。便秘は有病率が高く、ありふれた症状の一つといえるが、その診断は客観的な評価が難しく、治療に対する患者の満足度も低い疾患である。一方、治療法として、生活習慣改善、下剤、漢方薬、外科治療のほか、近年新薬も登場し選択肢が広がりつつある。本ガイドラインは「第1章.定義・分類・診断基準」、「第2章.疫学」、「第3章.病態生理」、「第4章.診断」、「第5章.治療」で構成され、第5章ではCQ形式で臨床上の疑問を解説する。
目次
【内容目次】
第1章 定義・分類・診断基準
1.便秘の定義
2.慢性便秘(症)の分類
3.慢性便秘症の診断基準
第2章 疫学
1.有病率
2.発生のリスク
3.QOL
4.心理的異常
5.長期予後
第3章 病態生理
1.慢性便秘の病態生理学~小腸運動~
2.慢性便秘の病態生理学~大腸運動~
3.慢性便秘の病態生理学~直腸肛門運動(運動,知覚,反射)~
4.慢性便秘症を起こす基礎疾患
5.慢性便秘症への加齢による影響
6.慢性便秘症を起こす薬剤
7.アントラキノン誘導体と大腸(偽)メラノーシス・大腸運動異常
8.慢性便秘症と心理的異常の関係
第4章 診断
1.問診票
2.身体診察
3.通常検査
4.専門的機能検査
第5章 治療
前文
CQ5-01 慢性便秘症に生活習慣の改善は有効か?
CQ5-02 慢性便秘症にプロバイオティクスは有効か?
CQ5-03 慢性便秘症に膨張性下剤は有効か?
CQ5-04 慢性便秘症に浸透圧性下剤は有効か?
CQ5-05 慢性便秘症に刺激性下剤は有効か?
CQ5-06 慢性便秘症に上皮機能変容薬は有効か?
CQ5-07 慢性便秘症に消化管運動賦活薬は有効か?
CQ5-08 慢性便秘症に漢方薬は有効か?
CQ5-09 慢性便秘症に浣腸,坐剤,摘便,逆行性洗腸法は有効か?
CQ5-10 慢性便秘症にバイオフィードバック療法は有効か?
CQ5-11 慢性便秘症に精神・心理療法は有効か?
CQ5-12 慢性便秘症に順行性洗腸法(antegrade continence enema:ACE)は有効か?
CQ5-13 大腸通過遅延型便秘に大腸切除術は有効か?
CQ5-14 便排出障害に外科的治療は有効か?
索引