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形態と機能からみた呼吸器疾患
病態を読み解くメカニズム
筆頭著者 平井 豊博 岡田 泰昌 (編)
南江堂
電子版ISBN 978-4-524-23428-8
電子版発売日 2022年1月24日
ページ数 336
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-524-24996-1
印刷版発行年月 2021年11月
書籍・雑誌概要
「呼吸器の形態と機能」という観点から呼吸器疾患を系統的に解説したわが国初のテキスト.各種検査は呼吸器の何をみているのか?どのような異常を評価できるのか?各疾患や病態において形態・機能はどのような異常を呈し,治療によってそれらがどう変化するのか?を具体的に示した.呼吸器疾患の病態理解を深め,より充実した臨床実践に役立つ一冊.
目次
【内容目次】
第Ⅰ章 形態と機能から呼吸器疾患を捉える
1.形態と機能から呼吸器疾患を捉えることとは
2.呼吸器系の形態・機能の総論
第Ⅱ章 呼吸器の形態評価とは
1.胸部X線
2.胸部CT
3.胸部MRI
4.呼吸器内視鏡
5.病理?肺の形態変容は機能変化を説明できるか?
第Ⅲ章 呼吸器の機能評価とは
A 換気機能検査
1.換気機能検査の呼吸生理学的背景
2.スパイロメトリー
3.肺気量測定
4.呼吸抵抗測定
B ガス交換機能検査
1.ガス交換機能検査の呼吸生理学的背景
コラム 呼吸生理学の歴史
2.肺拡散能
3.動脈血ガス分析
第Ⅳ章 形態と機能から呼吸器疾患・病態を診る・考える
1.喘 息
コラム 咳のメカニズム
2.COPD
3.肺 炎
4.間質性肺炎
5.急性肺血栓塞栓症
6.肺高血圧症
7.肺動静脈瘻
8.肺悪性腫瘍
9.睡眠時無呼吸症候群
10.漏斗胸
第Ⅴ章 トピックスで考える呼吸器疾患の形態と機能
1.呼吸器の発生
2.成長・発達と呼吸器疾患
3.高齢者における形態と機能
4.遺伝子変異と呼吸器疾患
5.喫煙と呼吸器疾患
6.新しいイメージングモダリティ① 胸部4D-CT「呼吸ダイナミックCT」
7.新しいイメージングモダリティ② PET/MRI
8.新しいイメージングモダリティ③ 電気インピーダンス・トモグラフィ(EIT)
9.新しいイメージングモダリティ④ FGセンサー
10.新しいイメージングモダリティ⑤ バーチャル呼吸器内視鏡
11.動物を用いた形態と機能研究?現状と課題
12.呼吸器幹細胞研究とiPS細胞研究の動向
索 引