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スタートアップ冠動脈造影(CAG)
臨床現場で上手に活用するために
筆頭著者 七里 守 (編)
南江堂
電子版ISBN 978-4-524-22999-4
電子版発売日 2020年10月19日
ページ数 160
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-524-24982-4
印刷版発行年月 2020年10月
書籍・雑誌概要
冠動脈造影(CAG)の基本的知識から、急性冠症候群(ACS)・安定性狭窄症におけるCAG所見の見方、血管内イメージングの評価方法まで、画像や症例を多く提示し、実際の診断の流れをわかりやすく解説した実践書。特に、早期に的確な診断が求められるACSのCAGについて重点的に解説し、手技上で注意すべき点も随所に盛り込んだ。若手循環器医師にとって“診療現場で活かすCAGの知識”を学べる一冊。
目次
【内容目次】
口絵 CAGのアンチョコ集
1.ACS,SAPの診断アルゴリズム
2.典型的な所見
3.略語一覧
01 CAGを識る
1.冠動脈疾患診療におけるCAGの位置付け
2.急性冠症候群(ACS)と安定狭心症(SAP)におけるCAGの捉え方
3.押さえておきたいCAGの基本知識
(1)AHA分類とRentrop分類
(2)検査の進め方~事前準備,穿刺,カテーテル挿入~
(3)冠攣縮薬物誘発試験における造影
(4)合併症対策
02 急性冠症候群(ACS)のCAG~PCIへつなげる~
1.ACS診断の基本的な流れ
2.ACSのCAG
(1)病変の形態を読む
(2)責任病変を診断する
(3)血流を評価する
(4)primary PCIの特殊性
03 安定狭心症(SAP)のCAG~PCIの適応を判定する~
1.SAP診断の基本的な流れ
2.解剖学的有意狭窄と機能的有意狭窄
3.冠動脈CT
(1)冠動脈の狭窄度評価
(2)冠動脈プラークの評価
4.画像診断による心筋血流の機能的評価
5.冠内圧測定による狭窄病変の機能的評価
(1)FFR(fractional flow reserve)
(2)resting index
6.SYNTAXスコアによる治療戦略
04 血管内イメージングとCAG~PCIを進化させる~
1.CAGに血管内イメージングを組み合わせる
2.血管内イメージングの種類
3.基本的画像
4.知っておきたい画像
5.PCI時に知っておきたい基本知識
索引