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看護学テキストNiCE
老年看護学技術 改訂第3版
最後までその人らしく生きることを支援する
筆頭著者 真田 弘美 正木 治恵 (編)
南江堂
電子版ISBN 978-4-524-20357-4
電子版発売日 2022年3月28日
ページ数 486
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-524-22711-2
印刷版発行年月 2020年3月
書籍・雑誌概要
高齢者への看護実践に必要な解剖・病態生理の知識から学び、アセスメント・介入・評価の方法を、根拠をもってまとめたテキスト。生活機能に関する加齢変化や、高齢者に特徴的な老年症候群が、高齢者の生活にどのような影響をもたらすのかという視点で看護過程を解説。また、代表的な疾患の事例を通して、治療や健康レベルに応じた看護技術の展開を具体的に提示。演習問題・練習問題も充実。今改訂では、最新のガイドラインに沿って記述内容を見直した。
目次
【内容目次】
第I章 現代の高齢者とその理解
A.高齢者の発達的特徴
B.高齢者と環境
C.高齢者の健康
D.高齢者の看護
第II章 老年看護の基本技術-ヘルスアセスメント
A.ヘルスアセスメントとは
B.ヘルスアセスメントの実際
第III章 高齢者の生活と看護-加齢変化とフィジカルアセスメントの技術
1.呼吸
A.基礎知識
B.看護実践の展開
2.食事
A.基礎知識
B.看護実践の展開
3.排泄
3-1 排尿
A.基礎知識
B.看護実践の展開
3-2 排便
A.基礎知識
B.看護実践の展開
4.動作と移動
A.基礎知識
B.看護実践の展開
5.睡眠
A.基礎知識
B.看護実践の展開
6.体温
A.基礎知識
B.看護実践の展開
7.清潔
A.基礎知識
B.看護実践の展開
8.コミュニケーション
A.基礎知識
B.看護実践の展開
9.性
A.基礎知識
B.看護実践の展開
第IV章 高齢者に特徴的な症状と看護-老年症候群
1.起立・歩行障害
A.基礎知識
B.看護実践の展開-予防と治療
C.実践におけるクリティカル・シンキング(演習(1))
2.感覚機能障害
A.基礎知識
B.看護実践の展開-予防と治療
C.実践におけるクリティカル・シンキング(演習(2))
3.摂食・嚥下障害
A.基礎知識
B.看護実践の展開-予防と治療
C.実践におけるクリティカル・シンキング(演習(3))
4.脱水
A.基礎知識
B.看護実践の展開-予防と治療
C.実践におけるクリティカル・シンキング(演習(4))
5.低栄養
A.基礎知識
B.看護実践の展開-予防と治療
C.実践におけるクリティカル・シンキング(演習(5))
6.皮膚.痒感
A.基礎知識
B.看護実践の展開-予防と治療
C.実践におけるクリティカル・シンキング(演習(6))
7.痛み
A.基礎知識
B.看護実践の展開-予防と治療
C.実践におけるクリティカル・シンキング(演習(7))
8.褥瘡
A.基礎知識
B.看護実践の展開-予防と治療
C.実践におけるクリティカル・シンキング(演習(8))
9.尿失禁
A.基礎知識
B.看護実践の展開
C.実践におけるクリティカル・シンキング(演習(9))
10.便秘・下痢
10-1 便秘
A.基礎知識
B.看護実践の展開-予防と治療
10-2 下痢
A.基礎知識
B.看護実践の展開-予防と治療
C.実践におけるクリティカル・シンキング(演習(10))
11.不眠
A.基礎知識
B.看護実践の展開-予防と治療
C.実践におけるクリティカル・シンキング(演習(11)・(12))
12.うつ
A.基礎知識
B.看護の実践の展開-予防と治療
C.実践におけるクリティカル・シンキング(演習(13))
13.寝たきり
A.基礎知識
B.看護実践の展開-予防と治療
C.実践におけるクリティカル・シンキング(演習(14))
14.せん妄
A.基礎知識
B.看護実践の展開-予防と治療
C.実践におけるクリティカル・シンキング(演習(15))
15.転倒
A.基礎知識
B.看護実践の展開-予防と治療
C.実践におけるクリティカル・シンキング(演習(16))
16.骨折
A.基礎知識
B.看護実践の展開-予防と治療
C.実践におけるクリティカル・シンキング(演習(17))
17.感染症
A.基礎知識
B.看護実践の展開-予防と治療
C.実践におけるクリティカル・シンキング(演習(18))
第V章 高齢者に特徴的な疾患と看護-事例による展開
1.急性期の看護(胃がん)
事例(1)Aさん(80歳,男性)
A.胃がんとは
B.胃がん術後(周手術期)の急性期の看護
2.リハビリテーション看護(大腿骨頸部骨折)
事例(2)Bさん(75歳,女性)
A.大腿骨頸部骨折とは
B.大腿骨頸部骨折のリハビリテーション看護
3.慢性期の看護(慢性閉塞性肺疾患)
事例(3)Cさん(71歳,男性)
A.慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは
B.慢性閉塞性肺疾患(COPD)の看護
4.認知機能障害の看護(アルツハイマー病)
事例(4)Dさん(80歳,女性)
A.アルツハイマー病とは
B.アルツハイマー病の看護
5.緩和ケア(大腸がん)
事例(5)Eさん(70歳,女性)
A.大腸がんとは
B.進行・終末期大腸がんの緩和ケア
6.パーキンソン病の看護
事例(6)Fさん(72歳,男性)
A.パーキンソン病とは
B.パーキンソン病の看護
7.薬物療法を受ける高齢者の看護
事例(7)Gさん(87歳,男性)
A.病態と治療
B.薬物療法を受ける高齢者への看護
事例(8)Hさん(77歳,男性)
C.病態と治療
D.薬物療法を受ける高齢者への看護
第VI章 老年看護技術の新たな動向と課題
1.感染症をめぐる新たな動向と課題
A.新興・再興感染症と老年看護のあり方
B.新型インフルエンザとパンデミックに対する老年看護のあり方
2.老年看護の将来に向けた看護技術の動向
A.ブロッティング技術の応用
B.ロボティックマットレス
付録 評価スケール・アセスメントツール
付録1 バーセルインデックス(Barthel Index)
付録2 カッツインデックス(Katz Index)
付録3 IADL尺度
付録4 老研式活動能力指標
付録5 FIM(機能的自立度評価表)
付録6 障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準
付録7 認知症高齢者の日常生活自立度判定基準
付録8 HDS-R(改訂長谷川式簡易知能評価スケール)
付録9 MMSE(簡易精神機能検査)
付録10 FAST(Functional Assessment Staging)
付録11 NRS(数字評価尺度)
付録12 VAS(視覚アナログ尺度)
付録13 フェイス・スケール
付録14 日本語版アビー(Abbey)痛みスケール(APS-J)
付録15 ジャパン・コーマ・スケール(JCS)
付録16 GDS-15
付録17 日本語版GDS-5
付録18 ボルグ(Borg)スケール
演習問題 解答への視点
練習問題 解答と解説
索引