書籍・雑誌概要

地域・在宅における療養支援を支える看護技術や，疾患・対象に応じた看護を具体的に解説したテキスト．新カリキュラムの「地域・在宅看護論」に対応し，前版『NiCE在宅看護論 改訂第2版』から全面リニューアル して２分冊化． 在宅看護で遭遇する頻度が高い場面や重要な課題について具体的な事例をもとに看護過程を展開．

目次

【内容目次】
第Ⅰ章　暮らしの場で実践する生活援助・医療処置技術

1　食の支援と栄養の管理
　A．食の支援と栄養の管理の意義・目的
　B．食の支援と栄養の管理を必要とする在宅療養者の特徴
　C．アセスメントの視点
　D．支援・看護技術
　E．多職種連携・協働のポイント

2　排泄の支援・管理
　A．排泄の支援・管理の意義・目的
　B．排泄の支援・管理を必要とする在宅療養者の特徴
　C．排尿障害（下部尿路機能障害）と排便障害の分類
　D．アセスメントの視点
　E．支援・看護技術
　F．多職種連携・協働のポイント

3　清潔・整容の支援
　A．清潔・整容の支援の意義・目的
　B．清潔・整容の支援を必要とする在宅療養者の特徴
　C．アセスメントの視点
　D．支援・看護技術
　E．多職種連携・協働のポイント

4　移動・活動と休息の支援
　A．移動・活動と休息の支援の意義・目的
　B．移動・活動と休息の支援を必要とする在宅療養者の特徴
　C．アセスメントの視点
　D．支援・看護技術
　E．多職種連携・協働のポイント

5　受診・服薬の支援
　A．受診・服薬の支援の意義・目的
　B．受診・服薬の支援を必要とする在宅療養者の特徴
　C．アセスメントの視点
　D．支援・看護技術
　E．多職種連携・協働のポイント

6　呼吸の管理
　A．呼吸の支援の意義・目的
　B．呼吸の支援を必要とする在宅療養者の特徴
　C．アセスメントの視点
　D．支援・看護技術
　E．多職種連携・協働のポイント

7　循環の管理
　A．循環の管理の意義・目的
　B．循環の管理を必要とする在宅療養者の特徴
　C．アセスメントの視点
　D．支援・看護技術
　E．多職種連携・協働のポイント

8　皮膚・創傷の管理
　A．皮膚・創傷の管理の意義・目的
　B．皮膚・創傷の管理を必要とする在宅療養者の特徴
　C．アセスメントの視点
　D．支援・看護技術
　E．多職種連携・協働のポイント

9　疼痛管理
　A．疼痛管理の意義・目的
　B．疼痛管理を必要とする在宅療養者の特徴
　C．アセスメントの視点
　D．支援・看護技術
　E．多職種連携・協働のポイント

第Ⅱ章　さまざまな対象者への在宅看

1　要支援高齢者への在宅看護
　A．要支援高齢者をとりまく現状
　B．療養者の理解
　C．療養者の家族の理解
　D．倫理的課題
　E．安全管理
　F．要支援高齢者への看護
　G．多職種連携・協働のポイント

2　要介護高齢者への在宅看護
　A．要介護高齢者をとりまく状況
　B．療養者の理解
　C．療養者の家族の理解
　D．倫理的課題
　E．安全管理
　F．要介護高齢者への看護
　G．多職種連携・協働のポイント

3　認知症高齢者への在宅看護
　A．認知症高齢者をとりまく状況
　B．療養者の理解
　C．療養者の家族の理解
　D．倫理的課題
　E．安全管理
　F．認知症高齢者への看護
　G．多職種連携・協働のポイント

4　慢性疾患を有する療養者への在宅看護
　A．慢性疾患を有する療養者をとりまく状況
　B．療養者の理解
　C．療養者の家族の理解
　D．倫理的課題
　E．安全管
　F．慢性疾患を有する療養者への看護
　G．多職種連携・協働のポイント

5　がん療養者への在宅看護
　A．がん療養者をとりまく状況
　B．療養者の理解
　C．療養者の家族の理解
　D．倫理的課題
　E．安全管理
　F．がん療養者への看護
　G．多職種連携・協働のポイント

6　神経系難病の療養者への在宅看護
　A．神経系難病の療養者をとりまく状況
　B．療養者の理解
　C．療養者の家族の理解
　D．倫理的課題
　E．安全管理
　F．神経系難病の療養者への看護
　G．多職種連携・協働のポイント

7　疾病や障害を有する小児への在宅看護
　A．在宅で療養する小児をとりまく状況
　B．療養者の理解
　C．療養者の家族の理解
　D．倫理的課題
　E．安全管理
　F．重症心身障害や疾病を有し，在宅で療養する小児とその家族への看護
　G．多職種連携・協働のポイント

8　精神疾患を有する療養者への在宅看護
　A．精神疾患を有する療養者をとりまく状況
　B．療養者の理解
　C．療養者の家族の理解
　D．倫理的課題
　E．安全管理
　F．精神疾患を有する療養者への看護
　G．多職種連携・協働のポイント

9　異文化を背景とする療養者への在宅看護
　A．異文化を背景とする療養者をとりまく状況
　B．療養者の理解
　C．療養者の家族の理解
　D．倫理的課題
　E．安全管理
　F．異文化を背景とする療養者への看護
　G．多職種連携・協働のポイント

第Ⅲ章　暮らしの場における看護過程の展開

1　在宅看護におけるアセスメント
　A．在宅看護に求められるアセスメント
　B．身体的状況のアセスメント：フィジカルイグザミネーション
　C．心理的状況のアセスメント
　D．生活状況のアセスメント
　E．介護力のアセスメント
　F．家族のアセスメント

2　暮らしの場における看護過程の考え方
　A．初回面接（インテーク）
　B．情報収集
　C．アセスメント
　D．計画立案
　E．実　施
　F．評　価
　G．再アセスメント
　H．計画修正

3　暮らしの場における看護過程の一例
　A．初回面接・訪問・情報収集
　B．アセスメント
　C．看護課題の明確化と計画立案
　D．実施の経過と半年後の評価
　E．看護課題の見直しと看護計画の修正

第Ⅳ章　事例でみる暮らしの場における看護の実際

1　独居高齢者で要支援1のAさんの療養環境の調整
　A．初回面接・訪問・情報収集
　B．アセスメント
　C．看護課題の明確化と計画立案
　D．実施の経過と半年後の評価
　E．看護課題の見直しと看護計画の修正

2　デイサービスを活用しながら，日中の意識状態の改善を目指すBさんへの支援
　A．初回面接・訪問・情報収集
　B．アセスメント
　C．看護課題の明確化と計画立案
　D．実施の経過と半年後の評価
　E．看護課題の見直しと看護計画の修正

3　レビー小体型認知症により，在宅での療養が難しくなったCさんへの支援
　A．初回面接・訪問・情報収集
　B．アセスメント
　C．看護課題の明確化と計画立案
　D．実施の経過と半年後の評価
　E．看護課題の見直しと看護計画の修正

4　COPDにより入退院を繰り返すDさんへの在宅移行支援
　A．初回面接・訪問・情報収集
　B．アセスメント
　C．看護課題の明確化と計画立案
　D．実施の経過と半年後の評価
　E．看護課題の見直しと看護計画の修正

5　糖尿病の血糖コントロール不良が心配されるEさんへの支援
　A．初回面接・訪問・情報収集
　B．アセスメント
　C．看護課題の明確化と計画立案
　D．実施の経過と半年後の評価
　E．看護課題の見直しと看護計画の修正

6　難病を患うFさんの意思表示に戸惑う家族への支援
　A．初回面接・訪問・情報収集
　B．アセスメント
　C．看護課題の明確化と計画立案
　D．実施の経過と半年後の評価
　E．看護課題の見直しと看護計画の修正


7　苦痛の訴えが強いがん末期のGさんへの支援
　A．初回面接・訪問・情報収集
　B．アセスメント
　C．看護課題の明確化と計画立案
　D．実施の経過と評価
　E．看護課題の見直しと看護計画の修正
　F．修正した看護計画の実施の経過と振り返り

8　 医療的ケアを必要とするHちゃんの在宅移行および就学への支援
　A．初回面接・訪問・情報収集
　B．アセスメント
　C．看護課題の明確化と計画立案
　D．実施の経過と半年後の評価

9　精神科訪問看護とデイケアを活用しながら社会復帰を目指すIさんへの支援
　A．初回面接・訪問・情報収集
　B．アセスメント
　C．看護課題の明確化と計画立案
　D．実施の経過と半年後の評価
　E．看護課題の見直しと看護計画の修正

索　引