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がん・放射線療法2017 改訂第7版
筆頭著者 大西 洋 (編著)
山梨大学大学院医学工学総合研究部放射線医学講座
その他の著者等 唐澤久美子・唐澤克之
Gakken
電子版ISBN 978-4-05-916487-6
電子版発売日 2017年9月18日
ページ数 1336
判型 A4
印刷版ISBN 978-4-7809-0943-2
印刷版発行年月 2017年6月
書籍・雑誌概要
『がん・放射線療法』の改訂第7版。IMRTやIGRT、粒子線治療の進歩、定位照射の発展などから、制度・法律的な内容まで、近年の放射線治療事情に即した内容にアップデート。
治療計画の図表も追加し、より網羅的で実践的な“教科書”に仕上がった。
目次
第1章 序章
1-1はじめに
1-2放射線療法の歴史
1-3腫瘍学とは
第2章 放射線腫瘍学総論
2-1放射線療法の意義・特徴・構造・将来
2-2放射線療法の世界的状況と国際協力
2-3放射線療法の経済分析・病院経営への寄与
2-4放射線治療品質管理のあり方
2-C1放射線療法における放射線防護
2-C2放射線療法における放射線防護:放射線治療患者に対する事故被ばく予防のためのチェックリスト
2-5放射線療法に関する国の施策
2-6がんの医療経済/医療保険制度
2-7放射線治療施設の基準構造と関連法
2-8放射線治療関連認定制度
2-9医学物理士認定制度
2-10放射線療法の看護
2-11放射線療法に関連する不安・抑うつの評価と対応
2-12高齢者の放射線療法
2-13放射線療法の有害事象
2-14放射線療法有害事象の化学療法による修飾
有害事象の治療法
2-15皮膚炎・脱毛
2-16咽頭・口腔粘膜炎
2-17唾液分泌障害
2-18食道炎・胃炎
2-19放射線性肺障害
2-20放射線性肝障害
2-21骨盤照射後の直腸炎・膀胱炎
2-22晩期有害事象に対する高気圧酸素治療
2-23有害事象に対する漢方治療
第3章 放射線生物学
3-1放射線腫瘍生物学の基礎
3-2細胞レベルの生物学
3-3修飾因子
3-4化学放射線療法の基礎
3-5分子標的薬併用放射線療法
3-6免疫放射線療法
3-7放射線の相互作用
3-C1KORTUC
3-8分割照射の基礎
3-9線量分割法
3-10分子生物学的アプローチ
第4章 医学物理学
4-1医学物理学の基礎
4-2医療用放射線発生装置と関連機器
4-3光子線の線量測定と治療計画(心ペースメーカーやプロテーゼなどへの対処も含む)
4-4電子線の線量測定と治療計画
4-5定位放射線治療の医学物理
4-6強度変調放射線治療の医学物理
4-7小線源治療の医学物理
4-8陽子線の線量測定と治療計画
4-9炭素イオン線の線量測定と治療計画
4-10放射線療法のQAプログラム
4-11画像誘導放射線治療
4-12呼吸性移動対策
4-13動体追尾照射
第5章 がんにかかわる知識
5-1がんの統計
5-2がんステージング
5-3がんの画像診断
5-4がんの核医学診断
5-5がんの病理
5-6臨床試験
5-7外科腫瘍学
がん薬物療法
5-8化学療法
5-9内分泌療法(乳癌,前立腺癌)
5-10分子標的薬
5-11がんのIVR
5-12免疫療法
5-13温熱療法(ハイパーサーミア)
5-14緩和医療・緩和ケア
第6章 放射線治療技術と方法
6-1治療計画総論
小線源治療
6-2低・中線量率小線源治療
6-3高線量率小線源治療
6-4強度変調放射線治療
6-5術中照射
6-6定位手術的照射
6-7体幹部定位放射線治療(肺)
6-8体幹部定位放射線治療(肝臓)
6-9体幹部定位放射線治療(脊椎,前立腺その他)
6-10全脳全脊髄照射
6-11全身照射
6-12全皮膚照射,全リンパ節照射
6-13陽子線治療
6-14重粒子線治療
6-15ホウ素中性子捕捉療法
6-16内用療法(内照射療法)
6-17放射線治療技術の工夫
6-18再照射
第7章 各領域の治療
中枢神経系腫瘍
7-1総論
7-2低悪性度神経膠腫
7-3高悪性度神経膠腫
7-4頭蓋内胚細胞腫瘍
7-5髄膜腫
7-6脳室上衣腫
7-7髄芽腫
7-8下垂体腫瘍
7-9聴神経鞘腫
7-10脊髄腫瘍
7-11比較的稀な中枢神経系腫瘍
頭頸部腫瘍
7-12総論
7-13口腔(舌以外)
7-14舌癌
7-15上咽頭癌
7-16中咽頭癌
7-17下咽頭癌
7-18喉頭
7-19鼻副鼻腔
7-C1鼻副鼻腔腫瘍の粒子線治療
7-20眼球・眼窩腫瘍
7-C2眼腫瘍の粒子線治療
7-21聴器
7-22唾液腺腫瘍
7-23甲状腺
7-24比較的稀な頭頸部腫瘍
7-25頭頸部癌の定位放射線治療
胸部腫瘍
7-26肺・胸膜・縦隔腫瘍総論
7-27非小細胞肺癌
7-28I期肺癌に対する体幹部定位放射線照射
7-29肺腫瘍に対する粒子線治療
7-30小細胞肺癌
7-31胸膜中皮腫
7-32縦隔腫瘍
乳癌
7-33総論
7-34非浸潤癌
7-35早期浸潤乳癌(乳房温存療法)
7-36進行乳癌(乳房切除)
7-C3乳癌原発巣への照射
7-37再発乳癌
消化器腫瘍
7-38総論
7-39食道癌の疫学と分類
7-40食道癌 頸部
7-41食道癌 胸腹部
7-42胃癌
7-43肝腫瘍
7-44肝細胞癌に対する定位放射線治療
7-45肝腫瘍に対する粒子線治療
7-46胆道系腫瘍
7-47膵癌
7-C4膵癌に対する粒子線治療
7-48結腸癌
7-49直腸癌
7-C5再発直腸癌に対する重粒子線治療
7-50肛門癌
7-51比較的稀な消化器腫瘍
泌尿器腫瘍
7-52総論
7-53腎腫瘍,腎盂・尿管腫瘍
7-C6腎癌の定位放射線治療
7-54膀胱癌
7-55前立腺癌 低線量率(LDR)および高線量率(HDR)前立腺小線源治療
7-56前立腺癌 根治照射(外部照射)
7-57前立腺癌 術後照射・再発前立腺癌
7-58前立腺癌 粒子線治療
7-59精巣腫瘍
7-60陰茎癌
婦人科腫瘍
7-61総論
7-62子宮頸癌
7-63子宮頸癌術後照射
7-C7子宮頸癌に対するハイブリッド小線源治療
7-C8子宮頸癌に対する炭素イオン線治療
7-64子宮体癌
7-65腟・外陰癌
7-66卵巣・卵管癌
皮膚・骨軟部腫瘍
7-67総論
7-68皮膚癌
7-69悪性黒色腫
7-70軟部組織腫瘍(光子線)
7-71原発性骨腫瘍
7-72骨軟部腫瘍に対する粒子線治療
造血器腫瘍
7-73総論
7-74悪性リンパ腫総論
7-75ホジキンリンパ腫
7-76節性・非ホジキンリンパ腫
7-77中枢神経系,睾丸,乳房,鼻腔,消化管などの節外リンパ腫
7-78皮膚悪性リンパ腫・菌状息肉症
7-79骨髄腫,形質細胞腫
7-80白血病
小児腫瘍
7-81総論
7-82小児がんの陽子線治療
7-83小児脳神経腫瘍
7-84小児軟部組織腫瘍(横紋筋肉腫を中心に)
7-85小児骨腫瘍
7-86小児腎腫瘍
7-87神経芽腫
7-88小児白血病・悪性リンパ腫
7-89比較的稀な小児腫瘍
良性疾患
7-90総論
7-91ケロイド・翼状片
7-92血管腫・動静脈奇形
7-93バセドウ病,甲状腺眼症
転移性腫瘍における放射線療法
7-94脳腫瘍
7-95骨転移
7-96脊椎転移定位照射
7-97肺転移
7-98原発不明がん
緊急照射
7-99脊椎・脊髄転移
7-100気道狭窄
7-101上大静脈症候群
第8章 終章
8-1わが国の放射線療法の現況と展望