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薬局 Vol.75 No.1
基礎薬学とエビデンスから
おくすり比べてみました
南山堂
電子版ISBN
電子版発売日 2024年1月5日
ページ数 128
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-525-94000-3
印刷版発行年月 2024年1月
書籍・雑誌概要
基礎薬学とエビデンスから
おくすり比べてみました 医薬品には同じ効果だけれども特徴が異なるものがあり,患者の状態・状況に合わせた使い分けが重要です.薬剤師は「なぜA薬ではなくB薬を使っているの?」「効果にどれくらいの差があるの?」などを考えながら薬剤業務を実践することが求められます.加えて,疑義照会などで各薬剤の特徴を簡潔に提示するスキルも必要です.そこで本特集では,同種・同効薬の特徴を基礎薬学と臨床エビデンスの2つの視点から比較して解説しました.本特集を通し,化学構造や薬物動態学などの薬剤の特徴の違い・有効性の違いを学びましょう.
目次
特集
基礎薬学とエビデンスからおくすり比べてみました
■特集にあたって(青島 周一)
・SGLT2阻害薬 ─糖尿病治療薬として(安島 秀友/青島 周一)
・尿酸降下薬(三星 知/青島 周一)
・直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)(門村 将太/青島 周一)
・アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)(小原 拓/青島 周一)
・HMG-CoA還元酵素阻害薬(大島 新司/青島 周一)
・第二世代抗ヒスタミン薬(武田 達明 ほか/青島 周一)
・長時間作用性抗コリン薬(LAMA)(宮崎 雅之/青島 周一)
・プロトンポンプ阻害薬(PPI)(村阪 敏規/青島 周一)
・下剤 ─ルビプロストン,エロビキシバット,リナクロチドを中心に(百 賢二 ほか/青島 周一)
・選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)(桑原 秀徳 ほか/青島 周一)
・非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)(児島 悠史/青島 周一)
・JAK阻害薬 ─関節リウマチ治療薬として(小林 俊介 ほか/青島 周一)
シリーズ
■えびさんぽ
基礎研究の結果と臨床研究の結果に違いはありますか?
(青島 周一)
■ぐっとよくなる! 漢方処方快訣ビフォーアフター
〈第1回〉かぜ症状に対する漢方の使い分け
かぜには葛根湯,…のみにあらず
(津田 篤太郎)
■飲み合わせ研究所 子どもの服薬Tips
〈第13回〉アスベリン ®散10%
(小嶋 純,米子 真記)
■医薬品適正使用・育薬フラッシュニュース
・OTCかぜ薬の長期服用による間質性肺疾患
・ループ利尿薬中止後のカリウム補給薬の漫然処方
(佐藤 宏樹,澤田 康文)
■Gebaita?! 薬剤師の語ログ 108
〈第25回〉伝える? 伝わる?
〜薬剤師のたたかいかたとは?〜
(大森 智史)
■薬剤師力の型 新たな思考と行動プランを手に入れろ!
〈弐拾伍ノ型〉薬物動態を活用せよ! 多剤併用化学療法による副作用の考え方
(菅野 雄太)
■現場で働く薬剤師のための 臨床薬学研究のオモテ・ウラ
〈第25回〉社会人大学院のオモテ・ウラ
(大井 一弥)