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治療 Vol.105 No.6

患者の不安をやわらげるクリニカルスキル

治療 Vol.105 No.6
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南山堂

電子版ISBN

電子版発売日 2023年6月1日

ページ数 136

判型 B5

印刷版ISSN 0022-5207

印刷版発行年月 2023年6月

書籍・雑誌概要

患者の不安をやわらげるクリニカルスキル 「もしかして重い病気かも」,「もとの生活に戻れるだろうか」など,診察室を訪れる患者や家族は不安でいっぱい! 身体症状に対するつらさや怖さに加えて,精神的にも追い込まれた患者を前にしたとき,医療者はどのように接するべきでしょうか.本特集では,病状や治療方針の伝え方,リスクコミュニケーションや費用の説明のしかた,医療者に言いにくいことやマイノリティの方への配慮など,患者の不安に寄り添い,治療へ前向きに取り組むための医療コミュニケーションのポイントを紹介します.

目次

■伝えるスキル
Bad News を伝える準備(西 智弘)
患者本人への説明のポイント ─糖尿病患者の例─(三澤美和)
患者本人への説明のポイント ─神経難病の例─(永井健太郎)
患者家族への説明のポイント(猪野裕之,他)
リスクを正しく伝えられているか?(堀越 健)
治療にかかる費用の説明(小林廣岳)
理解の障害がある患者への説明(竹内 崇,他)
外来での話し方の工夫 ─伝わってこそ,医療コミュニケーション─(黒岩かをる)

■診るスキル
怖がる小児を診るスキル(宮本雄策)
患者の言いにくいことを聞きだすスキル(飯塚玄明)

■やわらげるスキル
「もう死にたい」と言われたら ─再び「生きると向き合う」─(今村弥生)
感情的な外来患者への対応のコツ(池亀康夫)
過剰に不安がる患者への対応のコツ(土田知也)
私のクリニックの安心へのこだわり(遠井敬大)