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治療 Vol.105 No.3

ポストコロナの感染症

治療 Vol.105 No.3
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南山堂

電子版ISBN

電子版発売日 2023年3月1日

ページ数 136

判型 B5

印刷版ISSN 0022-5207

印刷版発行年月 2023年3月

書籍・雑誌概要

ポストコロナの感染症 2019年末から始まった新型コロナウイルスのパンデミックも今後は新たな局面に移っていくことが見込まれます.コロナ禍においては感染者が減った病気もあれば,増えたものもありました.ポストコロナでは新たな感染症診療の心構えが必要になってきます.この特集ではコロナ禍で増えてきた感染症,減っていたが今後は注意すべき感染症など,これからの重要度が増していくと思われる感染症診療のポイントをまとめております.引き続き必要となるコロナへの対応を含め,しっかり頭に入れて挑みましょう.

目次

■コロナの陰で増えた感染症
梅 毒(谷崎隆太郎)
COVID-19 と細菌性肺炎の合併(倉原 優)
侵襲性アスペルギルス症(古谷賢人,他)

■コロナの陰で減ったが気を付けるべき感染症
インフルエンザ合併感染症の脅威と懸念(三村一行)
MRSA・黄色ブドウ球菌感染症(上原由紀)
肺炎球菌感染症(川村隆之)

■輸入感染症
サル痘 ─正しい知識を身につけ,正しく恐れる─(石金正裕)
デング熱,マラリア,腸チフス コロナ禍でどう変わったか(野本英俊,他)
多剤耐性アシネトバクター,多剤耐性緑膿菌,カルバペネム耐性腸内細菌目細菌の世界の現状 (小野大輔)

■予防医学
新型コロナワクチンの最新事情(守屋章成)
ヒトパピローマウイルスワクチン(村中璃子)
エアロゾルと空気感染の混乱(加藤英明)

■コロナ後の感染症診療プラクティス
コロナと風邪診療(岸田直樹)
COVID-19 と抗菌薬適正使用(池垣俊吉,他)
ポストコロナの感染対策(坂本史衣)

(連 載)
在宅医療の質を高める!(6)
どんな状態でも家に帰ることはできます(永井康徳)

えびさんぽ(15)
関節リウマチに対して JAK 阻害薬は効果がありますか?(青島周一)
─ランドマークスタディと路地裏エビデンス
─臨床での使い方

緩和Case Based 教育ディスカッション(3)
強オピオイドの選び方と原則 ①基本原則とオピオイド選択(宇井睦人)

高齢者の元気をサポートする漢方処方プロセス(7)
腰 痛(谷川聖明)