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看護・介護で使えるナーシングマッサージ[Web動画付]

「触れる」をケアにする

看護・介護で使えるナーシングマッサージ[Web動画付]
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筆頭著者 看護における指圧マッサージ研究会 (編集)

医学書院

電子版ISBN 978-4-260-65373-2

電子版発売日 2024年5月13日

ページ数 136

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-260-05373-0

印刷版発行年月 2024年4月

DOI https://doi.org/10.11477/9784260653732

書籍・雑誌概要

触れること、さすることは確かにケアになる

目の前にいる苦痛を抱えた人をなんとかしたいという思いで研究されてきたナーシングマッサージは、ケア場面で触れることがどんな意味をもつのかという原点に立ち戻り、試行錯誤を繰り返した結果、軽擦法(さする技術)を中心とする手技に進化した。本書では、触れることの意味をはじめ指圧マッサージの基本から安全に実施できる手技までを紹介。手技は35本の動画で確認できる。看護師・介護士の手はケアの道具になる!

目次

第1章 ケア場面での「触れる」行為
   1 どのような場面で「触れる」という行為が生じるのか
   2 どのような触れ方がケアにつながるのか
   3 看護と東洋医学の視点に共通すること

第2章 看護としての指圧マッサージ
   1 指圧マッサージとは
   2 指圧マッサージの心構え
   3 指圧マッサージに必要な知識・技術
   4 ナーシングマッサージという方法
   5 ナーシングマッサージを活用する

第3章 看護・介護場面のナーシングマッサージ
 基本手技を用いたナーシングマッサージ
   1 基本となる手順
   2 効果的に行うための5つのポイント
   3 上肢や下肢のナーシングマッサージ
   4 肩・背部や腰・殿部のナーシングマッサージ
 触れるケアとしてのさする手技──軽擦法
   1 生活援助場面での軽擦法
   2 コミュニケーションとしての軽擦法
 よく出会う症状やつらさへのナーシングマッサージ
   A 「便秘でおなかが張る」との訴えに対して
   B 「身体がだるい」との訴えに対して
   C 「手足が冷える」との訴えに対して
   D 「眠れない」という訴えに対して
   E 「首/背中が痛い」との訴えに対して
 セルフケアとしてのナーシングマッサージの活用
   1 セルフケアの指導における留意点
   2 ストレスを和らげリラックスを促すマッサージ
   3 症状緩和のためのマッサージ
 レクリエーションとしてのナーシングマッサージの活用
   1 高齢者のレクリエーションとして
   2 母親学級や両親学級のレクリエーションとして
   3 歌と組み合わせたレクリエーション

索引

COLUMN
 皮膚の機能
 「気」と「血」そして「津液」
 衛気
 あん摩,マッサージ,指圧について
 プリューゲル・アルント・シュルツの法則
 指圧の3原則──垂直圧,持続,集中の原則
 ツボのとらえ方
 対象者に応じたツボと経絡の選び方
 ナーシングマッサージの目的・部位から離れて反応が生じるとき
 便秘による腹部の張り感や痛みの見方