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安全に施行するためのESDテクニック[Web動画付]

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筆頭著者 宮澤 光男 (他編)

その他の著者等 大西 俊介

医学書院

電子版ISBN 978-4-260-64861-5

電子版発売日 2022年4月25日

ページ数 176

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-260-04861-3

印刷版発行年月 2022年4月

DOI https://doi.org/10.11477/9784260648615

書籍・雑誌概要

内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)は、早期がんにおける早期の病変に対する標準治療として確立されている。本書はまず「総論」で、成熟期に入ったESDについて、現状での問題点の数々を指摘し、その解決策を提示。さらに「臓器別各論」では、初心者の読者も意識したテクニックの基本から、日々ESDを実践している消化器内科医にも役立つ、最新の治療手技、注意点、コツなどについても供覧する。

目次

I章 総論
  ESDの現状とこれから
  ESDの周術期管理
  ESDの合併症に対する対処法
  抗血栓薬の取り扱い
  高周波手術装置の設定
  間葉系幹細胞によるESD後の狭窄予防
  細胞シートを利用した食道ESD後の狭窄予防
  生体吸収性シートを利用した内視鏡的粘膜?離面の狭窄予防
  ESDを応用した新規治療

Ⅱ章 臓器別各論
 1 咽頭
  咽頭腫瘍に対するESDの適応・現状と課題
  咽頭ESDの実際
 2 食道
  食道腫瘍に対するESDの適応・現状と課題
  標準的な食道ESD
  食道ESD後狭窄の予防法
  食道ESD後狭窄予防に対する展望
 3 胃
  胃癌に対するESDの適応・現状と課題
  標準的な胃ESD
  胃ESDの困難症例――穹窿部大彎側病変
  全層切除の適応と今後の可能性
 4 十二指腸
  十二指腸ESDの適応・現状と課題
  十二指腸ESDの実際
  ESD 後の偶発症対策――あらゆる内視鏡的縫縮法を習得しよう
 5 大腸
  大腸腫瘍に対するESDの適応・現状と課題
  標準的な大腸ESD
  大腸ESDの困難症例
  ESD後の合併症対策

Ⅲ章 ESDに役立つ知識
  各種内視鏡の特徴――適切なスコープ選択
  各種フード,ナイフの特徴
  各種クリップ,止血鉗子の特徴
  局注剤の効果的な打ちかた
  粘膜下層への効率的な潜り込みかた
  視野確保の工夫――送気・吸引を使いこなそう
  トラクションデバイスの効果的な使いかた
  止血のコツ
  穿孔時の対応

索引