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誤嚥予防,食事のためのポジショニングPOTTプログラム[Web動画付]

誤嚥予防,食事のためのポジショニングPOTTプログラム[Web動画付]
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筆頭著者 迫田 綾子 (他編)

その他の著者等 北出貴則 編集/竹市美加 編集

医学書院

電子版ISBN 978-4-260-64322-1

電子版発売日 2023年4月10日

ページ数 192

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-260-04322-9

印刷版発行年月 2023年1月

DOI https://doi.org/10.11477/9784260643221

書籍・雑誌概要

食事姿勢を整えるためのポイントは7つだけ! 姿勢が変わると「食べる」につながる!

食事の際の適切な姿勢を整えるポジショニングについて解説する1冊。POTTプログラム〔ポジショニングで(PO)食べるよろこびを(T)伝える(T)プログラム〕は食事の際の適切なポジショニングをとりやすくするために開発された技術。その技術は7つのポイントに分かれており、実践しやすく、それによって食事姿勢が整えやすくなり好循環を生みだします。そのコンセプト、技術をわかりやすく解説しています。

目次

まえがき
本書のWeb動画について

第1章 POTTプログラム,食事姿勢,誤嚥の基礎知識
  POTTプログラムの概要
  食事姿勢と誤嚥の基礎知識

第2章 POTTプログラムの技術
  ポジショニングの進め方
  ベッド上ポジショニング(基本)リクライニング位30~45度――POTTスキル1~7の方法とポイント,根拠
  ベッド上ポジショニング(基本)リクライニング位60度――POTTスキル1~7の方法とポイント,根拠
  ベッド上ポジショニング(応用)状態別のポジショニング――円背,四肢麻痺,耐久性低下等
  車いすのポジショニング(基本)――POTTスキル1~7の方法とポイント,根拠
  車いすのポジショニング(応用)――状態別の車いすポジショニング
  ポジショニング別食事介助スキル・段階的食形態変更

第3章 病院,施設でのPOTTプログラムの実践――食べるよろこびを伝える
  早期経口摂取につなぐための 急性期病院におけるPOTTプログラムの実践
  回復期リハビリテーション病院における実践――自分で食べるためのリハビリテーションとPOTTプログラム
  医療療養型病棟における実践――少しでも自分で食事ができる
  地域包括ケア病棟における実践――皆で食べるよろこびを感じるためのPOTTプログラム
  精神科病院における実践――認知症高齢者に対する食支援とPOTT
  在宅におけるPOTTプログラムの実践――認知症夫婦の日常を支える食支援

第4章 POTTプログラムを伝える,拡げる
  POTTプログラムを伝える教育
  病院・施設における教育――全看護師へのPOTTプログラムの技術伝承を目指して
  病院・施設における教育――新人教育で取り組むPOTTプログラム
  病院・施設における教育――現任教育へのPOTTプログラム導入
  病院・施設における教育――ケアリンピックでポジショニング技術を拡げる
  病院・施設における教育――看護基礎教育におけるPOTTプログラム

付章 POTTプログラムに関する用具,工夫
  ベッド,車いすの知識
  その他の物品
  POTTプログラムで用いる用品
  食形態の工夫――学会分類2021と他分類の対応

索引

POTTコラム
  回復期病棟でのPOTTプログラムの即時効果
  精神科でPOTTプログラムを継続したことで見えてきたこと
  患者体験が広げるケアの輪
  多職種に浸透したポジショニングの重要性
  POTTプログラム導入を通して,患者の回復過程と食べるよろこびを共有する
  看護学生のPOTTプログラムの実践により,食べるよろこびを取り戻す
  佐渡からの手紙――学生に伝えたい看護の実践知