書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。
内科レジデントの鉄則 第3版
医学書院
電子版ISBN 978-4-260-63461-8
電子版発売日 2018年5月14日
ページ数 344
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-260-03461-6
印刷版発行年月 2018年4月
書籍・雑誌概要
臨床現場で最も大事なこと――蓄えた知識を最大限に生かし、緊急性・重要性を判断したうえで、いかに適切な行動をとれるかということ。本書は、まさにここに主眼を置いて構成。よく遭遇する教育的な症例をベースに、絶対知っておきたい知識を整理するとともに、どのようにワークアップし、動くべきかということが一貫して強調されている。今回の改訂では、基本から少しアドバンスな内容、最新の知見も記載。参考文献もさらに充実。
目次
A 当直で呼ばれたら
1 発熱―解熱薬で様子をみるその前に
2 ショック―血圧そのものより循環が大事
3 酸素飽和度低下―バイタルサイン異常でいちばん怖い!
4 意識障害―失神じゃなければAIUEOTIPS
5 頻脈・徐脈―安定? それとも不安定?
6 胸痛―4 killer chest painを見逃すな!
7 腹痛―急性腹症をまず除外!
8 血糖異常―低くても高くても注意
9 嘔気・嘔吐―「NAVSEA」で鑑別を
10 不眠・せん妄―睡眠薬にも落とし穴が……
11 病棟で経験するアレルギー―アナフィラキシーと重症薬疹を忘れるな
12 その他(転倒,点滴・経鼻胃管・胃瘻自己抜去,点滴漏れ)
―どんなコールも油断大敵
B 内科緊急入院で呼ばれたら
13 肺炎―起炎菌を想定した診療を
14 喘息発作・COPD増悪―wheeze=喘息発作とは限らない
15 急性心不全―wet or dry? cold or warm?
16 脳梗塞―発症後4.5時間が勝負
17 けいれん―あせらずまずはABC確保
18 急性腎障害(AKI)―AKIに強くなる!
19 低ナトリウム血症―血漿浸透圧 High or Low?
20 高カリウム血症―男はだまって再検と心電図
21 肝機能障害―「肝なのか,胆なのか」
22 急性膵炎―膵炎の沙汰も水次第
23 オンコロジック・エマージェンシー―進行がん患者を救おう
C 入院患者の管理で困ったら
24 輸液―たかが輸液,されど輸液
25 栄養―計算せずして食わせるべからず
26 ペインコントロール―痛みは第5のバイタルサイン
27 慢性腎臓病(CKD)―クレアチニンだけが腎機能じゃない
28 動脈血液ガス分析の解釈―隠れた病態を導き出そう
29 ステロイドの使用法―副作用を最小限に
30 抗菌薬の使い方―抗菌薬は狙いを定めて使用する
31 抗菌薬の使い方 応用編―抗菌薬が効かない可能性を考える
あとがき
索引