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クリニックで診る摂食障害

クリニックで診る摂食障害
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筆頭著者 切池 信夫 (著)

医学書院

電子版ISBN 978-4-260-62166-3

電子版発売日 2016年6月6日

ページ数 256

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-260-02166-1

印刷版発行年月 2015年6月

DOI https://doi.org/10.11477/9784260621663

書籍・雑誌概要

大好評の 『摂食障害-食べない、食べられない、食べたら止まらない』 に続く、摂食障害の外来診療に焦点を当てた第2弾。筆者の豊富な臨床経験をベースに、実践的な診療のコツを惜しみなく盛り込んだサブテキスト。苦手意識があっても本書を読めば、「患者の大部分は外来診療でよくなる」「治療は名人芸ではない」「ある程度の臨床力と熱意があれば誰でも治せる」といったメッセージに勇気づけられ一歩を踏み出せる!

目次

まえがき

第1章 治療を始めるにあたって
 A 面接の一般的心得
 B 治療における「5つの上手」

第2章 初診時の診察
 A 初診時における面接の仕方
 B 病歴聴取のポイント
 C 診察のポイント
 D 診断基準の用い方
 E 鑑別診断
 F 合併症

第3章 外来治療
 A 入院治療が必要な場合
 B 外来治療の適応
 C 病態に応じた各科の治療と連携
 D 望ましい治療のネットワーク

第4章 動機づけの程度に応じた治療
 A 動機づけの程度に応じた治療への導入
 B その後の外来治療

第5章 さまざまな病態に対する治療と問題行動への対処法
 A 著しい低体重
 B 厳しい食事制限
 C 体重や体形への強いこだわり
 D 過食を止める方法
 E 気分と関連した食行動異常
 F 嘔吐や下剤乱用
 G 身体症状
 H 精神症状
 I 精神障害併存症に対する薬物療法
 J 自傷行為
 K 万引き

第6章 病気の持続に影響している要因への対処法
 A 失感情症
 B 病的な完全主義
 C 著しく低い自尊心
 D 認知の歪み
 E ストレス
 F 対人関係問題
 G やりたいことが見つからない状況
 H 「生きている価値がない」

第7章 さまざまなケースの治療法
 A 若年発症例
 B 思春期から青年期に発症する例
 C 働く女性例
 D 既婚例
 E 遅発例
 F 男性例
 G スポーツ選手例
 H 抑うつ障害の併存例
 I 強迫症の併存例
 J パーソナリティ障害の併存例
 K アルコール使用障害の併存例
 L 神経発達症(神経発達障害)の併存例
 M 治療抵抗性の慢性例
 N 糖尿病の併存例

第8章 摂食障害が治った状態
 A ANの回復
 B BNの回復
 C 再発の予防
 D 経過と予後

第9章 家族への助言や指導
 A 家族へのアドバイス
 B 患者に関わる人々に対するアドバイス

付録
 1-1 神経性やせ症について
 1-2 神経性過食症について
 2-1 神経性やせ症について
 2-2 私は病気ではない,病気の否認について
 2-3 神経性やせ症の治療について
 2-4 神経性過食症について

索引