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DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル
筆頭著者 日本精神神経学会 (日本語版)
その他の著者等 髙橋 三郎/大野 裕
医学書院
電子版ISBN 978-4-260-61907-3
電子版発売日 2021年5月17日
ページ数 932
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-260-01907-1
印刷版発行年月 2014年6月
書籍・雑誌概要
米国精神医学会(APA)の精神疾患の診断分類、改訂第5版。DSM-IVが発表された1994年以来、19年ぶりの改訂となった今回は、自閉スペクトラム症の新設や双極性障害の独立など従来の診断カテゴリーから大幅な変更が施されることとなった。また日本語版については、日本語版用語監修として新たに日本精神神経学会が加わった。
目次
DSM-5の分類
I DSM-5の基本
1 はじめに
歴史の概略
DSM-5の改訂過程
整合性のある構成
文化的な問題
ジェンダーの違い
他の特定されるおよび特定不能の疾患の使用
多軸システム
オンラインの充実
2 本書の使用法
臨床症例の定式化の方法
精神疾患の定義
診断の要素
未来を見据えて:評価およびモニタリング尺度
3 司法場面でのDSM-5使用に関する注意書き
II 診断基準とコード
1 神経発達症群/神経発達障害群
知的能力障害群
コミュニケーション症群/コミュニケーション障害群
自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害
注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害
限局性学習症/限局性学習障害
運動症群/運動障害群
他の神経発達症群/他の神経発達障害群
2 統合失調症スペクトラム障害および他の精神病性障害群
精神病性障害群を定義する特徴
本章で扱う障害
精神病の症状および関連する臨床的現象の臨床家による評定
緊張病
3 双極性障害および関連障害群
4 抑うつ障害群
5 不安症群/不安障害群
6 強迫症および関連症群/強迫性障害および関連障害群
7 心的外傷およびストレス因関連障害群
8 解離症群/解離性障害群
9 身体症状症および関連症群
10 食行動障害および摂食障害群
11 排泄症群
12 睡眠-覚醒障害群
呼吸関連睡眠障害群
睡眠時随伴症群
13 性機能不全群
14 性別違和
15 秩序破壊的・衝動制御・素行症群
16 物質関連障害および嗜癖性障害群
物質関連障害群
物質使用障害群
物質誘発性障害群
アルコール関連障害群
カフェイン関連障害群
大麻関連障害群
幻覚薬関連障害群
吸入剤関連障害群
オピオイド関連障害群
鎮静薬,睡眠薬,または抗不安薬関連障害群
精神刺激薬関連障害群
タバコ関連障害群
他の(または不明の)物質関連障害群
非物質関連障害群
17 神経認知障害群
神経認知領域
認知症(DSM-5)および軽度認知障害(DSM-5)
18 パーソナリティ障害群
パーソナリティ障害群の次元モデル
A群パーソナリティ障害
B群パーソナリティ障害
C群パーソナリティ障害
他のパーソナリティ障害
19 パラフィリア障害群
20 他の精神疾患群
21 医薬品誘発性運動症群および他の医薬品有害作用
神経遮断薬誘発性パーキンソニズム
他の医薬品誘発性パーキンソニズム
神経遮断薬悪性症候群
医薬品誘発性急性ジストニア
医薬品誘発性急性アカシジア
遅発性ジスキネジア
遅発性ジストニア
遅発性アカシジア
医薬品誘発性姿勢振戦
他の医薬品誘発性運動症
抗うつ薬中断症候群
医薬品による他の有害作用
22 臨床的関与の対象となることのある他の状態
対人関係の問題
虐待とネグレクト
教育と職業の問題
住居と経済の問題
社会的環境に関連する他の問題
犯罪または法制度との関係に関連する問題
相談や医学的助言など他の保健サービスの対応
他の心理社会的,個人的,環境的状況に関連する問題
個人歴における他の状況
III 新しい尺度とモデル
1 評価尺度
横断的症状尺度
臨床家評価による精神病症状の重症度ディメンション
世界保健機関能力低下評価尺度第2版
2 文化的定式化
文化的定式化の概説
文化的定式化面接(CFI)
文化的定式化面接(CFI)-情報提供者版
苦痛の文化的概念
3 パーソナリティ障害群の代替DSM-5モデル
パーソナリティ障害の全般的基準
特定のパーソナリティ障害群
パーソナリティ障害の記録手順
パーソナリティ障害の診断
パーソナリティ機能のレベル
パーソナリティ特性
4 今後の研究のための病態
IV 付録 *付録D~Fの訳出・掲載は省略した
A DSM-IVからDSM-5への主要な変更点
B 専門用語集
C 苦痛の文化的概念の用語集
G DSM-5のアドバイザーおよび他の協力者
索引