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精神看護 Vol.28 No.2

特集 市販薬オーバードーズ 自力での苦痛緩和と見えにくいSOSに私たちはどう応えるか

精神看護 Vol.28 No.2
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医学書院

電子版ISSN 1347-8370

電子版発売日 2025年3月10日

ページ数 96

判型 B5

印刷版ISSN 1343-2761

印刷版発行年月 2025年2月

書籍・雑誌概要

特集 市販薬オーバードーズ 自力での苦痛緩和と見えにくいSOSに私たちはどう応えるか 変革の流れを見据えながら、精神科医療福祉に従事する皆さんにとって役に立つ情報をお届けします。
病や障害をもつ人の“心も身体も”ケアする方法をご紹介していきます。また、あらゆる年代・疾患のニーズに応えながら、社会課題に向き合う記事も取り扱います。挑戦する実践家、変革期を支える臨床家、やさしい環境をつくる人たちに注目します。 (ISSN 1343-2761)

隔月刊(奇数月)、年6冊

目次

特集 市販薬オーバードーズ 自力での苦痛緩和と見えにくいSOSに私たちはどう応えるか
近年、救急搬送の件数も増え、大きな問題になっている市販薬のオーバードーズ。その多くが、若い女性だといいます。
なぜ、増えているのでしょうか。
なぜ、過量服薬してしまうのでしょうか。
本人も周りもかかえきれていない痛みの表出に、「やめなさい」「どうしてそんなことを?」「ダメ。ゼッタイ。」と言ってしまうこと──これは、せっかく出されたSOSを踏みつぶし、その人をさらなる孤立へ追いやることになります。
私たち精神科支援職は、大人は、どう応えたらよいのでしょうか。


市販薬問題が私たちに訴えていること──社会が「毒親」化していないか?
松本俊彦

医療機関はセーフティネットになりにくい?──私たちは、どうあれるのか
松谷典洋

ハームリダクション東京の実践──この社会では、危なくてSOSなんて出せないよ。
ことうごろう

薬物問題ではなく家族全体の困難を読み解き支える
近藤あゆみ

SOSの旗を燃やすのか──販売時確認や規制は、言葉が通じない体験を重ねた未成年たちにどう映るだろう
鈴木大介

OD倶楽部──クリスマス・イブと大晦日
倉田めば

80錠飲んで、生きていく。
屋良朝哉

[座談会]私たちは、どう応えるか──やめろとも言わないし、減らせないかも聞きません。
ダルク女性ハウス(わかこ、俵和子、五十公野理恵子、小宮敬子)

■特別記事
自分の精神科病院入院カルテを開示請求し、読んでみた。──そこから見えてきたこと、考えたこと
松平隆史

『傷の声』──複雑性PTSD、自分を傷つける人の真実を読む
1.衝撃とともに、さまざまなことを考えさせられる本だった
宮地尚子

2.私の「傷の声」も聞こえてきた
星野概念

(公財)せたがや文化財団 生活工房主催セミナー「対話の効能〈わたし〉と〈あなた〉のあわいvol.2」より
修復的正義──対立時に必要なのは、権力ではなく対話ではないか?
編集部

●巻頭イラスト
こいけぐらんじ

●偶然、でくわす精神療法──「いつものケア」からこぼれる小さなセラピー…2
転移が起きねば始まらない。専門性・ステータスをカッコに入れる精神療法
橋本和樹

●もし私が師長になったら 新米管理者のマネジメントストーリー…6
「感情をマネジメントしない」ことの、なんと難しいことよ
山下隆之

●自著を語る(『ストレングスモデル実践活用術 第2版』)
ストレングスモデルの本、第2版は動画付きです。
萱間真美

●たくさんの人の声、集めました!…25
教えて☆精神科OTさん②──皆さん!精神科の作業療法士に「聞いてみたいこと」ありますか?
マツコ、TOKIYAPI、田端恭平、はやしりょうた、Eri Yoshihara、バーサーカー、アディー

●当事者研究のスキルバンク…46
本日の研究者:けんさんと仲間たち
本日のスキル:シン・気心の知れたチームによる心と体のバラバラ現象調整法
べてるの家

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