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訪問看護と介護 Vol.28 No.2

特集 みんながエンパワメントされる家族支援 行き詰まったときこそ、渡辺式家族アセスメント/支援モデル

訪問看護と介護 Vol.28 No.2
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医学書院

電子版ISSN 1882-143X

電子版発売日 2023年3月6日

ページ数 96

判型 B5

印刷版ISSN 1341-7045

印刷版発行年月 2023年2月

書籍・雑誌概要

特集 みんながエンパワメントされる家族支援 行き詰まったときこそ、渡辺式家族アセスメント/支援モデル 「在宅」の時代、暮らしを支える訪問看護師に、情報とパワーをお届けします。制度改定の情報やケア技術はもちろん、「気になるあの人/あのステーションがやっていること」を取材。明日の仕事に活かせるヒントが見つかります。 (ISSN 1341-7045)

隔月刊(奇数月)、年6冊

目次

家族支援は、訪問看護の一丁目一番地です。療養者とともに送る生活の中、家族もさまざまな決断をしていく必要があり、訪問看護はその総意を固めるプロセスへと関わることになります。

とはいえ、決して簡単なものではありません。病気や障害との暮らしには、療養者も家族も戸惑います。これまでマスクされていた家族の課題が浮き上がり、家族の関係性に緊張感が帯びる場面もあるでしょう。ときに訪問看護は、そうしたところにも分け入っていかねばなりません。

本特集では、そんな訪問看護にとってきわめて重要な家族支援をあらためて考えました。

現代の日本は、すでに一定の「家族」像が描けなくなっています。社会環境にも影響を受ける「家族」は今どのような状況に置かれているのか、支援者は「家族」をどう捉え、関わっていけばよいのかから説き起こします。
さらに、行き詰まりを覚えるケースを解決に導く方法論として、渡辺式家族アセスメント/支援モデル(以下、渡辺式)を紹介します。渡辺式の実装により、療養者も家族も、そして支援者もエンパワメントされ、状況が開けることが分かるはずです。

特集 みんながエンパワメントされる家族支援──行き詰まったときこそ、渡辺式家族アセスメント/支援モデル

■総論
現代の日本社会における「家族」──家族をサポートする人のための基本的な知識
渡辺裕子

行き詰まりを打開する、渡辺式家族アセスメント/支援モデル
垣見留美子/株﨑雅子

■実践報告
渡辺式家族アセスメント/支援モデルで抜き差しならない状況はどう変わったか
case① 成人──療養者への医療提供を拒む家族
富岡里江

case② 小児──子の障害に戸惑う家族
茶谷妙子

case③ 精神──療養者に対して指示的な家族
堤真紀

●新連載 暮らしの手触り・1
医者が自分を表現すること
坂井雄貴

●生活の輪郭・2
ゆれる
尾山直子

●在宅ケア もっとやさしく、もっと自由に!・155
新年早々のお別れ
秋山正子

●訪問先の「ちょっと気になる人」。精神科ナースはどう見る? どうする?・4
家族の暴言・暴力……必要な看護が届かない
萱間真美

●バッドニュースコミュニケーション塾・7(最終回)
拒否の取り扱い
岡山容子

●Hallo! ポジティヴヘルス オランダ生まれの“健康”の新概念・3
ポジティヴヘルス志向の実践に迫る②
川田尚吾

■レポート
こちら現場からお届けします!・19
大橋奈美

Book Review 佐々木淳

HOUMONホットライン
編集室

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