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訪問看護と介護 Vol.22 No.6
特集 これからは「クライシス・プラン」をつくっておこう
医学書院
電子版ISSN 1882-143X
電子版発売日 2017年9月4日
ページ数 88
判型 B5
印刷版ISSN 1341-7045
印刷版発行年月 2017年5月
書籍・雑誌概要
特集 これからは「クライシス・プラン」をつくっておこう 限られた訪問時間。そのなかで、患者・利用者の状態をとらえ、いざというときの工夫・対処の方法を考え、共有しておく。それは決して簡単なものではありません。そこでご紹介したいのが、「クライシス・プラン」。「良い状態を保つ」「病状の悪化の始まりに気づき、早めに立て直す」「悪化が深刻になったときにスムーズに対処・対応する」方法を検討・共有するうえで、有効なツールになり得るものです。ただ、「耳慣れない」という方がほとんどのはず。今特集では、この「クライシス・プラン」とは何か、つくると何がいいのか、どうやってつくればいいのかについて、徹底解説を試みます。
目次
限られた訪問時間。そのなかで、患者・利用者の状態をとらえ、いざというときの工夫・対処の方法を考え、共有しておく。それは決して簡単なものではありません。
そこでご紹介したいのが、「クライシス・プラン」。「良い状態を保つ」「病状の悪化の始まりに気づき、早めに立て直す」「悪化が深刻になったときにスムーズに対処・対応する」方法を検討・共有するうえで、有効なツールになり得るものです。
ただ、「耳慣れない」という方がほとんどのはず。今特集では、この「クライシス・プラン」とは何か、つくると何がいいのか、どうやってつくればいいのかについて、徹底解説を試みます。
特集監修:野村 照幸
■「クライシス・プラン」ってなんだ?
なぜこのツールが注目に値するのか
■事例で紹介!こんなケースに使えます、クライシス・プラン
ケース1:統合失調症を発症し、入退院をくり返す利用者の場合
ケース2:認知症の進んだ高齢者の場合
ケース3:利用者自身はクライシス・プランを必要としていないが、
周囲が対応に困っている場合
ケース4:いたって健康体に見える(?)人の場合
■クライシス・プランは“11のステップ”でつくる!
作成・導入・運用時のポイントを総ざらい
■クライシス・プランの源流、そして日本での発展可能性は!?
■【付録】クライシス・プランの説明用文書
■特別記事
「訪問看護師向け長期膀胱留置カテーテル
閉塞予防・対応プロトコール」の開発 対応の動きを「見える化」する試み
前田 修子・滝内 隆子・森山 学・福田 守良
■巻頭
取材記 第32回国際アルツハイマー病協会国際会議in京都
認知症になっても、ともに希望と尊厳を失わないリレーを
構成・撮影:神保 康子
●在宅ケア もっとやさしく、もっと自由に!・93
「孤独死予備軍」の人びと
秋山 正子
●認知症の人とその家族から学んだこと
「……かもしれない」という、かかわりの歳月のなかで・3
介護家族の支援に思うこと
中島 紀惠子
●訪問看護実践と成果のつながりを可視化するために
日本語版オマハシステムの開発に向けて・13
訪問看護ステーションで、実際に導入し、活用を始めて2
オマハシステム研究会 藤野泰平
●どう読む!? 在宅医療・看護・介護政策・18
医師と看護師の働き方ビジョンを示す
社会保険旬報編集部
●シンソツきらきら・6
就職を決めたひと言
横田 雄士・小瀬 文彰