日本看護協会機関誌「看護」 75巻9号 (2023年6月発行)

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特集1　災害・新興感染症に対応する　新たな災害支援ナース

扉 75巻9号 , 2023年6月 , pp.23-23

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2022年12月、新型コロナウイルス感染症に関するこれまでの取り組みを踏まえ改正感染症法が制定されました。このうち最も大きな改正内容の1つが、災害発生時や感染症発生・まん延時における医療人材派遣等の調整の仕組みが設けられたこと。これを受けて、日本看護協会は、新たな災害支援ナースによる応援派遣体制の仕組みを構築することとなりました。

序論

災害や新興感染症に対する医療提供体制における備え習田　由美子 75巻9号 , 2023年6月 , pp.24-29

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新型コロナウイルス感染症の対応において、看護職は重症者への対応から自宅療養者のケアまで、さまざまな役割を発揮してきました。本稿では、コロナ禍の医療人材確保や看護管理者への支援を振り返り、今後の災害や新興感染症に対する医療提供体制における備えについて紹介します。

総論

新たな災害支援ナースによる応援派遣体制の仕組み鎌田　久美子 75巻9号 , 2023年6月 , pp.30-34

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日本看護協会は、災害と感染症に対応できる看護職の養成・応援派遣・確保を一体的に行うという国の動きを受け、新たな災害支援ナースによる応援派遣体制の仕組みを構築。本稿では、過去の災害やコロナ禍で看護職が果たしてきた役割を振り返るとともに、今後の応援派遣体制の仕組みについて解説します。

解説

「災害支援ナース養成研修」の概要日本看護協会教育研究部継続教育課、看護開発部看護業務・医療安全課 75巻9号 , 2023年6月 , pp.35-39

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2024年度からの改正医療法に基づき、2023年度より新たな「災害支援ナース養成研修」が始まります。本稿では、本研修の構成と目的、研修プログラムの具体的な内容・特徴ついて解説するとともに、受講対象ならびに申し込み方法を紹介します。

特集2　看護職への役割移行支援

扉 75巻9号 , 2023年6月 , pp.51-51

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看護職にとって大きな困難を伴う役割移行としては、看護学生から看護職への移行、スタッフから管理職への移行があります。また、文部科学省がキャリア教育を推進し始めたころに初等中等教育を受けていたのが現在の20代後半であり、この2つの移行期にある看護職は、それ以前の世代の看護職とは異なるキャリア教育を受けてきたことになります。

総論

看護学生や若手看護職の役割移行上田　貴子 75巻9号 , 2023年6月 , pp.52-58

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本稿では、まず特集テーマとなっている役割移行とは何かを説明。次に役割移行支援が必要とされる現在の看護学生や若手看護職者がどのようなキャリア教育を受けてきたかを明確にした上で、看護職者の役割移行に伴う困難と、それを乗り越えるために必要な支援を示します。

事例1

学生から看護職への役割移行支援―リアリティ・ショックにどう対応すべきか？ウイリアムソン　彰子 75巻9号 , 2023年6月 , pp.59-64

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リアリティ・ショックへの対応として、入職後に基礎教育で学んだことと臨床の現実とのギャップをいかに埋めるかを考えるだけではなく、入職前から臨地実習や見学会でギャップを少なくすることを提案。さらに研究結果から新人の実践能力向上のために社会人基礎力の中で特に何を重視すべきかを示します。

事例2　上尾中央医科グループ

スタッフナースから管理職への移行支援―AMGセルフ・キャリアドックを活用した取り組み林　勝枝 , 島尻　美恵 75巻9号 , 2023年6月 , pp.65-70

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上尾中央医科グループでは、1人ひとりが自らのキャリアを設計し能力開発に取り組むことを支援するセルフ・キャリアドック制度を導入しています。本稿では、主任・副師長への移行における困難や、移行を支援する指導者に求められる役割や能力を同制度の中でどのように育成しているかを説明します。

GRAPH

「看護の日」イベント『かんごちゃんねる』開催！ 75巻9号 , 2023年6月 , pp.3-7

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　日本看護協会は、2023年5月7日（日）、WITH HARAJUKU ホール（東京都渋谷区）で、「看護の日」イベント『かんごちゃんねる』（主催：厚生労働省／日本看護協会）を開催。スペシャルサポーターを俳優の窪塚愛流さんが務めた。

　第1部では、現場で働く看護職から募った「忘れられない看護エピソード」受賞作品の表彰式および最優秀賞のエピソードをアニメーション化したショートフィルムが公開された。第2部では、看護学生が、医療機関や在宅・施設で働く看護職員の活動現場を訪問した取材VTRの上映とトークセッションが行われた。

【連載】「看護」75周年記念生きるということ（7）

「生と死」を思わざるを得なかった日々鳥越　俊太郎 75巻9号 , 2023年6月 , pp.8-9

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　先日私の友人が脊柱管狭窄症で手術を受けた。全身麻酔が初めてで、不安だという。そこで私は言ってやった。

日本看護協会

会長の手帳―精神障がい者の自律性の維持・回復とその人らしく生きるための活動を福井　トシ子 75巻9号 , 2023年6月 , pp.13-13

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　看護師による患者への虐待事件報道に触れ、看護職の皆さんは、どのように考えましたか。現在勤務している医療機関等で、虐待とは言わなくても、患者さんの尊厳維持を逸脱するような看護実践を行っているようなことはありませんか。看護職の倫理綱領を確認してください。倫理綱領は、看護職の行動指針です。看護職が引き受ける責任として、看護の実践において「人間の生命、人間としての尊厳及び権利を尊重する」ことが明示されています。看護実践における虐待行為は、医療従事者の倫理に反しているばかりか看護職としての責任の放棄なのです。職場環境が脆弱なゆえにこのような事件が発生しているとしたら、これも大きな課題です。自分自身の行為が看護の実践として問題がないのかどうか、倫理綱領に立ち戻って自らの行為を振り返ってみていただけませんか。

副会長活動ダイジェスト井伊　久美子 , 齋藤　訓子 , 秋山　智弥 75巻9号 , 2023年6月 , pp.14-14

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実習の重み

　コロナ禍の看護基礎教育においては、シミュレーション教育がこれまでにない勢いで取り組まれました。遠隔実習ということで患者さんに画面越しのコミュニケーション実習を行うなどありとあらゆる工夫を試みました。文部科学省からはシミュレーション機器の購入のため急遽多額の予算が確保され、私の大学でもその恩恵を受けました。最近では、ICUなどの学生が入るには難しい場所を仮想空間とし、VRをとおしてリアルに体験できるツールまで開発されています。やはりDXっていろいろすごい！と学習教材の進化を感心するところですが、学生の不安は募るばかりです。コロナ禍の病院実習では制限が多々あり患者さんと接する時間も限られていました。「あんな実習でこのまま就職して大丈夫？」（いや大丈夫なわけないやろ）と学生。“百聞は一見に如かず” とは言いますが、金魚鉢の外から金魚を眺めているだけでは、金魚が感じている水の冷たさはわかりません。そこに身を置く大切さに立ち返らねば。

専務理事からのワークリポート勝又　浜子 75巻9号 , 2023年6月 , pp.15-15

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2023年度第1回理事会（5月17日）報告

　連休で実家に帰る前に、京都に立ち寄りました。まずは、寂光院に行きましたが、予想をはるかに下回る観光客の少なさに驚きました。受付の方も「連休だから期待していたのに」と少し残念がっておられました。その門前にある漬物屋さんで、ナスのしば漬を購入しました。これは本当に美味でした。その反面、翌日の伏見稲荷大社はすごい人人。でも、柏餅を食べながら東福寺に向かい、地元のお祭りを見学したり、地元の方やお寺の方といっぱい会話を楽しんだり、本当にゆっくりのペースで回って、なんかほっこりした1泊2日の京都の旅でした。

常任理事のマンスリー通信吉川　久美子 , 鎌田　久美子 , 井本　寛子 , 森内　みね子 , 木澤　晃代 , 田母神　裕美 75巻9号 , 2023年6月 , pp.16-17

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療養の場をつなぐ看護提供体制のあり方と精神科領域の現状把握に向けた検討を行います

　6月に開催された日本看護協会通常総会に合わせ、代議員研修に都道府県看護協会へうかがい、令和4年度と令和5年度の重点政策・重点事業等について代議員の皆さまに説明をしました。本会は、毎年非常に多くの事業を行っていますが、私が担当している「重点政策1-1. 看護提供体制の構築」では、昨年度に行った多くの調査・研究および実証事業の結果を基に、急性期から回復期・慢性期そして外来、在宅へと、療養の場をつなぐ看護機能の強化に向け、そのあり方について検討を進めます。さらに、本会では今まで取り組みが不十分であった精神科の領域について、実態を把握し、課題を明確化していくための方策について検討を行います。折しも、精神科病院における看護師による患者への虐待事件が報道されました。看護職が心身ともに健康に働き、患者へよりよい看護が提供できるよう、看護師の働く環境も含めた改善の検討へと結びつけていきたいと考えています。

日本看護協会　TOPICS

G7広島サミットおよび長崎保健大臣会合への提言―よりよいUHC実現のためのレジリエンスの高い保健医療提供体制の確立日本看護協会国際部 75巻9号 , 2023年6月 , pp.18-21

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　日本が議長国となったG7広島サミットの開催に先立ち、G7長崎保健大臣会合が5月13～14日に開催された（写真1・2）。ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ（UHC）の推進が重要議題の1つとされ、本会は、UHCに大きく貢献してきた看護職の職能団体として、提言書の提出、関連行事への参画を行った。

日本看護協会　看護研修学校の窓から

「看護職の生涯学習ガイドライン」公表！小澤　茉祐 75巻9号 , 2023年6月 , pp.45-45

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ガイドライン公表の背景

　人々の健康ニーズの多様化・複雑化等、社会のさまざまな変化に対応するため、看護職は、生涯にわたり学び、能力を開発・維持・向上していくことが大切です。

日本看護協会　都道府県看護協会事業だより

北海道の地域偏在に対応する「地域応援ナース」髙橋　久美子 75巻9号 , 2023年6月 , pp.46-46

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　北海道看護協会では、広域な北海道において看護職員の地域偏在に対応するため、地域応援看護師確保対策事業、助産師出向支援事業、病院看護師の訪問看護ステーション出向支援事業を実施している。今回は2015年から取り組んでいる北海道委託事業の「地域応援看護職確保対策事業」について紹介する。

日本看護協会　国際情報のページ

国際看護師協会（ICN）変革のための憲章を公表齋　里美 75巻9号 , 2023年6月 , pp.47-47

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　5月12日はフローレンス・ナイチンゲールの生誕にちなみ「国際看護師の日」（IND）として、世界中で祝われている^★1。国際看護師協会（ICN）は今年の国際看護師の日にキャンペーン “Our Nurses. Our Future.” を開始し、その一環として10項目の変革のための憲章と関連報告書を公表した。本稿では、変革のための憲章について、ICNプレスリリース^★2より一部抜粋・和訳し、紹介する。

特別寄稿

医療機関へのサイバー攻撃とその対策―「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン6.0」の概要澤　智博 75巻9号 , 2023年6月 , pp.71-76

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　近年、医療機関を狙ったサイバー攻撃が相次いでいます。今後、医療機関の管理者は、これらの攻撃被害の動向からサイバー攻撃の恐ろしさを認識した上で、医療機関のサイバーセキュリティを強化する必要があります。本稿では、医療機関が取り組むべきサイバーセキュリティ対策と、年内に改訂版が発行される予定の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」の要点について、このガイドラインの改訂にかかわるワーキング・グループの構成員の1人、澤智博さんに解説していただきます。

南海トラフ巨大地震に備えて―支援を受ける「受援」の立場から竹崎　久美子 75巻9号 , 2023年6月 , pp.77-81

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　国は、南海トラフの巨大地震が起きると、震度7の激しい揺れや10メートルを超える大津波が太平洋沿岸を襲い、最悪の場合、死者は32万人を超えるなどと想定しています。こうした中、医療機関、そして看護師にも、この大災害を想定した備えが求められています。本稿では、高知県立大学看護学部教授の竹崎久美子さんに、南海トラフ巨大地震の被害想定などを踏まえて、支援を受ける立場から、高知県におけるこの地震への備えと取り組みについて詳しく紹介していただきます。

【連載】ワンポイントレッスン　チームを成長させるカンファレンス（5）

発言が止まり「沈黙」が起こった場合の対応篠田　道子 75巻9号 , 2023年6月 , pp.83-83

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　カンファレンスは参加者の発言のつながりによって活性化します。しかし、ふと発言が止まってしまい「沈黙」が起こる場合があります。沈黙の時間はわずかですが、司会者には長く感じられます。しかし、沈黙が起こる理由とその対応方法を理解していれば、焦ることなく再び議論を活性化することができます。

【連載】押さえておきたいワンテーマ（34）

「元気なときから知っておきたい在宅ケア」動画シリーズ秋山　正子 75巻9号 , 2023年6月 , pp.84-86

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はじめに

　筆者は、訪問看護活動に黎明期の1991年から携わりました。当初より在宅ホスピスケアに積極的に取り組み、多くの方の在宅での看取りにかかわらせていただきました。

【連載】人生の終焉を迎える人にどう語りかけるか？（3）

最期まで食べることを望む認知症の人への語りとケアを振り返って中島　都 , 内田　陽子 75巻9号 , 2023年6月 , pp.87-91

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　連載3回目では、最期まで口から食べることを望んでいた認知症の患者さんに対して、病院の職員全体による語りとケアで対応したケースを中島都さんが報告し、内田陽子さんがその対応を4つのポイントに整理します。

【連載】医療安全TOPICS（152）

『医療事故の再発防止に向けた提言』の活用に向けて―院内研修や患者の観察、患者への説明などで活用できる資料杉山　恵里香 , 髙見　淳子 75巻9号 , 2023年6月 , pp.92-93

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　日本医療安全調査機構医療事故調査・支援センターでは、医療事故の再発防止に向けて、報告された院内調査結果報告書を整理・分析した結果を再発防止策として提言にまとめています。今号では、過去の提言から、院内研修や患者への説明で活用できる関連資料を紹介します。

医療行政なるほど塾

6年に1度の同時報酬改定に向けて意見交換会開く高齢者施設における医療サービスの確保が課題に「社会保険旬報」編集部 75巻9号 , 2023年6月 , pp.94-95

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　厚生労働省「令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会（第2回）」は4月19日、「高齢者施設・障害者施設等における医療」をテーマに、施設内で対応できる医療のあり方を議論しました。2024年度は6年に1度の診療報酬、介護報酬および障害福祉サービス等報酬の同時改定の年であり、医療・介護に関する制度改革の節目の年です。このため、中央社会保険医療協議会（中医協）と社会保障審議会・介護給付費分科会の委員による「意見交換会」が設置され、具体的な検討に入る前に関係者間で意見交換を行うことになりました。なお、意見交換会は同時改定の課題や方向性を共有することを目的とし、報酬に関する具体的な方針は決めないこととしています。意見交換会では、地域包括ケアシステムの推進やリハビリテーション、認知症などのテーマを設定していますが、今回は第2回のテーマ「高齢者施設・障害者施設等における医療」を解説します。

JNA INFORMATION

2023年度日本看護協会教育計画他 75巻9号 , 2023年6月 , pp.40-44

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新規配信開始！オンデマンド研修のご紹介

　7月3日（月）からインターネット配信研修［オンデマンド］を新たに5研修配信開始します。

SPECIAL INTERVIEW

高齢者のナイトケア―生活の場を中心とした支援のポイントと実際尾﨑　章子 , 坪井　桂子 75巻9号 , 2023年6月 , pp.48-49

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　高齢者の夜間のケア（ナイトケア）に焦点を当て、看護職等の人的リソースが限られた中でも適切に提供するために必要なケアのエッセンスを実践事例とともにまとめた『高齢者のナイトケア』を刊行しました。編著者のお2人にインタビューを行い、高齢者のナイトケアの実際と本書の発行経緯、概要と特徴などのほか、ナイトケアを担う看護職へのメッセージをいただきました。

WHO NEWS

タイ国・バンコクのケア施設への支援聖路加国際大学WHO看護開発協力センター 75巻9号 , 2023年6月 , pp.50-50

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高齢化が加速するタイ国

　世界保健機関（WHO）は、世界のあらゆる国において過去にないスピードで高齢化が進んでいることから、

①高齢者に優しい環境

②加齢に対する偏見の撲滅

③高齢者が必要とするケアの統合や長期的ケア整備

などを奨励している^1）。

厚生行政ウォッチング

《2023.4.16～2023.5.15》株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン Gem Med編集部 75巻9号 , 2023年6月 , pp.96-97

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医療・看護

4月17日➡日本医療機能評価機構は「医療安全情報No.197」を公表。ベッド等に離床センサーを設置しているにもかかわらず、処置・ケア等の後に電源を入れ忘れたことで、患者の離床を感知できなかった事例が報告されているため、離床センサーを設置した際は作動を確認し、訪室時に電源が入っていることを確認することの徹底を求めた。➡日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会は「医療機関における賃金引上げの状況に関する調査」の結果を公表。2023年の病院常勤看護師の平均賃上げ率は2.0％だが、ベースアップ分は0.5％に留まり、全産業平均2.1％に比べて低い水準であった。

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目次 75巻9号 , 2023年6月 , pp.10-11

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日本訪問看護財団からのお知らせ 75巻9号 , 2023年6月 , pp.98-98

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Information 75巻9号 , 2023年6月 , pp.100-100

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看護faxご注文票 75巻9号 , 2023年6月 , pp.101-101

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読者faxシート 75巻9号 , 2023年6月 , pp.102-102

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読者プレゼントBOOKS＋ 75巻9号 , 2023年6月 , pp.103-103

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次号予告・編集後記 75巻9号 , 2023年6月 , pp.104-104

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基本情報

日本看護協会機関誌「看護」
75巻9号
(2023年6月発行)

電子版ISSN：2437-0193 印刷版ISSN：0022-8362 日本看護協会出版会

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