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6年に1度の同時報酬改定に向けて意見交換会開く高齢者施設における医療サービスの確保が課題に
「社会保険旬報」編集部
pp.94-95
発行日 2023年6月20日
Published Date 2023/6/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000000959
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厚生労働省「令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(第2回)」は4月19日、「高齢者施設・障害者施設等における医療」をテーマに、施設内で対応できる医療のあり方を議論しました。2024年度は6年に1度の診療報酬、介護報酬および障害福祉サービス等報酬の同時改定の年であり、医療・介護に関する制度改革の節目の年です。このため、中央社会保険医療協議会(中医協)と社会保障審議会・介護給付費分科会の委員による「意見交換会」が設置され、具体的な検討に入る前に関係者間で意見交換を行うことになりました。なお、意見交換会は同時改定の課題や方向性を共有することを目的とし、報酬に関する具体的な方針は決めないこととしています。意見交換会では、地域包括ケアシステムの推進やリハビリテーション、認知症などのテーマを設定していますが、今回は第2回のテーマ「高齢者施設・障害者施設等における医療」を解説します。
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