Japanese
English
連載 ケースの見方・考え方
奇異な身体症状を訴え続ける中年女性の入院治療
田所 重紀
1
,
望月 真里菜
2
1札幌医科大学医学部 神経精神医学講座
2札幌医科大学医学部 神経精神医学講座
pp.643-650
発行日 2025年10月5日
Published Date 2025/10/5
DOI https://doi.org/10.69291/pt51050643
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はじめに
今回,私たち札幌医科大学医学部神経精神医学講座の全スタッフ―精神科医,心理士,作業療法士,精神保健福祉士なども含む―で定期的に行っている「精神療法カンファレンス」を紹介する機会をいただいた。このカンファレンスは,毎週開催している入院患者に関するカンファレンスの中で行っているもので,入院患者の主治医を務める専攻医(卒後3年目)や診療医(卒後4~6年目)があげる「精神療法的かかわりで困っていること」について,参加者全員で話し合っている。本稿では,こうした精神療法的かかわりに焦点をあてたカンファレンスが,若手の精神科医に対する教育だけでなく,多種職協働による精神科診療全体の充実にもつながることを伝えたい。

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