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I ユースセンター「文京区青少年プラザb-lab」とは何か?
文京区青少年プラザb-lab(以下,b-lab)は,文京区在住・在学もしくは在勤の中高生世代(以下,中高生)を対象とした,区内で初めての中高生専用施設である。所管課はこども未来部こども若者支援課であり,運営は開館当初より認定NPO法人カタリバが,委託を受けて実施している。
b-labのメインスペースは,文京区教育センターの1Fに位置しており,9時から21時まで開館している。年末年始を除いてほぼ毎日運営しており,近年は年間のべ3万人以上が利用している。
施設内には,中高生が利用することができるさまざまな設備が整っており,施設内で思い思いの過ごし方をすることができる。中高生は全て無料で利用することができる(表)。
多くの中高生は,はじめは先述のような施設や設備を目的に来館するが,利用を重ねるうちに,その利用の幅が広がっていく。この変化の詳細については次節で触れるが,中高生が参加・参画できる取り組みについて,ここで簡単に紹介する。
中高生が気軽に参加できる取り組みのひとつとして「イベント」がある。このイベントのなかには,文京区からの委託内容として決められている「仕様イベント」,b-labのスタッフが自身の得意分野を活かして実施する「スタッフイベント」,中高生が主催する「自主企画イベント」がある。「仕様イベント」「スタッフイベント」については,中高生が新たな「人・もの・こと」と出会ったり繋がったりできる機会となるよう,スタッフが企画を行う。これらのイベントをきっかけに,他の学年・学校の中高生やスタッフとの距離が縮まり,その後の参画などに繋がる例も多い。
イベント参加や,スタッフからの誘い出しによって,参画の意欲が生まれた中高生には,「サークル」「自主企画イベント」「ユース館長」といった参画の選択肢がある。「サークル」は,中高生が自身の「好き」をベースに仲間と一緒に活動するb-lab流の部活動のようなものである。クイズ・カメラ・アニメ・ダンスなど,約10個のサークルが活動しており,70人程度の中高生が所属している。「自主企画イベント」は,中高生が自身の興味関心を活かしながら,自ら企画・実施するものである。手書きの企画書の作成と職員会議での承認が必要となるが,予算が付くこともあり,年間100件程度の自主企画イベントが生まれている。「ユース館長」は,よりb-labの運営などに興味を持った中高生が参加する仕組みで,現在10名程度が参加している。主な活動は,b-labに設置された掲示板に集まった中高生からの意見や要望について,月に1回集まって検討を行うことである。「個人の意見ではなく多くの中高生にとって必要か」「予算や利便性の点ではどうか」などの観点から,スタッフと共に話し合う。
以上のようにb-labは,中高生が,さまざまな施設や設備を利用しながら,居場所や参画の機会を得られるユースセンターである。

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