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特集 アレルギー疾患
セミナー アレルギー疾患への具体的アプローチ
接触皮膚炎と金属アレルギー
高山 かおる
1
1済生会川口総合病院皮膚科
キーワード:
▶接触皮膚炎は,外用薬で一時的に改善しても,原因物質への曝露が続けば再燃する.
,
▶皮疹の部位と形から,接触している製品を具体的に想像することが診断の第一歩である.
,
▶金属アレルギーはⅣ型アレルギーであり,局所型と全身型に分けて考えると理解しやすい.
,
▶金属アレルギー診断の基本はパッチテストであるが,陽性反応のみで原因と断定してはならない.
,
▶歯科金属や医療材料は,パッチテスト陽性だけで除去を決めず,症状との因果関係を慎重に判断する.
,
▶過度な食事制限は避け,全身型金属アレルギーが疑われる場合は専門医と連携して評価する.
,
▶原因不明の反復性湿疹,眼瞼炎,手湿疹,職業性皮膚炎,金属精査希望例などは皮膚科専門医に紹介する.
Keyword:
▶接触皮膚炎は,外用薬で一時的に改善しても,原因物質への曝露が続けば再燃する.
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▶皮疹の部位と形から,接触している製品を具体的に想像することが診断の第一歩である.
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▶金属アレルギーはⅣ型アレルギーであり,局所型と全身型に分けて考えると理解しやすい.
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▶金属アレルギー診断の基本はパッチテストであるが,陽性反応のみで原因と断定してはならない.
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▶歯科金属や医療材料は,パッチテスト陽性だけで除去を決めず,症状との因果関係を慎重に判断する.
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▶過度な食事制限は避け,全身型金属アレルギーが疑われる場合は専門医と連携して評価する.
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▶原因不明の反復性湿疹,眼瞼炎,手湿疹,職業性皮膚炎,金属精査希望例などは皮膚科専門医に紹介する.
pp.1471-1475
発行日 2026年10月1日
Published Date 2026/10/1
DOI https://doi.org/10.50936/mp.43.10_016
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はじめに
接触皮膚炎は,日常診療で頻繁に遭遇する疾患でありながら,原因が特定されないまま「湿疹」「かぶれ」として治療が繰り返されることが少なくない.外用薬で一時的に改善しても,原因物質への曝露が続けば再燃を繰り返すため,診療の本質は「何に触れて悪化しているか」を明らかにし,再曝露を避けることである.接触皮膚炎の原因は,金属,化粧品,毛染め,植物,外用薬,消毒薬,ゴム製品,職業性物質など多岐にわたり,生活習慣や社会状況の変化に伴って原因物質も変化する.

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