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連載 一目でわかるクリニカルレシピ
骨髄異形成症候群の食事
和田 秀穂
1
1川崎医科大学血液内科学 教授
pp.96-99
発行日 2018年2月20日
Published Date 2018/2/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0001.36.02_0096-0099
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骨髄異形成症候群(MDS)とは、骨髄中の細胞に形態異常が生じて血球数の減少をきたす病気です。血液細胞の種にあたる造血幹細胞自身に異常が起こったため、無効造血によって血液細胞がうまく作られないことが血球減少の原因と考えられています。増殖能力が高い変異細胞が生まれ、急性白血病に移行する例もあり、前白血病状態とも呼ばれています。わが国におけるMDS患者の有病率は15歳以上の人口10万人あたり3人と推定されています。男女比は2:1の割合で男性に多く、60歳代が最も多くなっています。治療は、輸血などによる支持療法、免疫抑制療法、少量または通常化学療法などが行われますが、根治を期待できる唯―の方法は、同種造血幹細胞移植です。かつては同種移植の上限年齢は50歳とされていましたが、最近の支持療法の進歩やミニ移植(骨髄非破壊的同種造血幹細胞移植)の開発によって、70歳くらいまで適応が広がっています。今回は60歳代男性で、同種造血幹細胞移植後の食事のポイントを説明します。

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