Japanese
English
原著
確定診断に難渋した僅少な性索成分を伴う卵巣線維腫の1例
A difficult case of ovarian fibroma with minor sex cord elements
鈴木 崇久
1
,
平澤 猛
2
,
橋本 諒典
3
1海老名総合病院マタニティーセンター
2東海大学医学部専門診療学系産婦人科
3海老名総合病院病理診断科
キーワード:
卵巣腫瘍
,
卵巣線維腫
,
僅少な性索成分を伴う線維腫
Keyword:
卵巣腫瘍
,
卵巣線維腫
,
僅少な性索成分を伴う線維腫
pp.115-118
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000001490
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要旨
卵巣腫瘍には多種多様な組織型が存在し,実臨床においては,確定診断に苦慮する場面にしばしば遭遇する.
今回,特定の疾患定義にあてはまらないことから,複数の鑑別診断があげられたものの,最終的には「僅少な性索成分を伴う線維腫」と最終診断に至った症例を経験した.
本疾患に関する報告は多くないものの,線維腫自体は比較的多く遭遇する卵巣腫瘍であることから,今後本疾患のような症例に遭遇する可能性も少なからずあり得ると考えられる.このため鑑別診断としてあげられた疾患とその否定に至った経緯も含め,報告する.

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