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飛沫・エアロゾル・空気 空気を介した感染の予防
■空気感染❷N95 マスクの正しい使用方法―感染防止効果を最大化するために
野田 洋子
1
1亀岡シミズ病院 看護部長(兼 法人感染管理マネージャー)
pp.139-145
発行日 2026年4月15日
Published Date 2026/4/15
DOI https://doi.org/10.34426/ict.0000000627
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医療現場において呼吸器感染症対策は極めて重要であり,その中でも個人防護具(personal protective equipment:PPE)の適切な使用は医療従事者の安全を守る基本である。特に結核や麻しん,水痘などの空気感染する感染症に対する予防策として,N95マスクは不可欠な防護具である。さらに,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行以降,多くの医療現場でN95マスクを装着する機会が増加した。しかしながら,N95マスクは「装着していれば安全」というものではない。適切な装着が行われなければ,本来の防護性能を十分に発揮することはできない。実際の臨床現場では,装着方法の誤りや密着不良,教育機会の不足などの課題が見られる。

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