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特集 細胞診の分類,取扱い規約,報告様式,活用できていますか?
2.実際に分類,取扱い規約,報告様式をどう活用するのか 3)泌尿器
小材 和浩
1
,
碇 益代
1
,
大谷 博
2
,
西山 憲一
1
1福岡赤十字病院 病理診断科
2社会医療法人白十字会 白十字病院 病理診断科
pp.219-224
発行日 2026年3月15日
Published Date 2026/3/15
DOI https://doi.org/10.32118/mt54030219
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尿細胞診は膀胱癌をはじめとする尿路上皮癌の非侵襲的診断法として広く用いられているが,従来は判定基準や報告様式が施設間で不統一であり,再現性や臨床的意義に課題があった.こうした背景をふまえ,2016年に国際的に提唱されたThe Paris System(TPS)は,特に高異型度尿路上皮癌(HGUC)の診断精度向上を目的として,明確な判定基準とカテゴリー分類を導入した.わが国においては『腎盂・尿管・膀胱癌取扱い規約』が診断と治療の標準を提供してきたが,今後はTPSとの整合性を考慮することにより,国際標準に即した泌尿器腫瘍診療が可能となる.

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