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呼吸リハビリテーションの最新知見と実践
1.COPDにおける呼吸リハビリテーションの最新知見と実践
金崎 雅史
1
1東京国際大学医療健康学部理学療法学科
キーワード:
遠隔リハビリテーション
,
身体活動
,
個別化医療
Keyword:
遠隔リハビリテーション
,
身体活動
,
個別化医療
pp.590-593
発行日 2026年6月15日
Published Date 2026/6/15
DOI https://doi.org/10.32118/cr035060590
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はじめに
呼吸リハビリテーション(以下,呼吸リハ)は,慢性呼吸器疾患患者の症状を軽減し,日常生活活動(ADL)を向上させ,QOLを改善するための包括的介入であり,リハビリテーション医療において極めて重要な分野である.その中でも慢性閉塞性肺疾患(COPD)は,呼吸リハの対象となる代表的疾患であり,世界的に最もエビデンスが確立されている.
近年,COPDの病態解明が進み,新規吸入薬の開発や非薬物療法の進歩により,その管理方法は大きく変化してきた.さらに,社会の高齢化に伴い,COPD患者の高齢化も顕著であり,サルコペニアやフレイルを合併する極めて脆弱な患者群が増加している.このような背景から,現代のCOPDに対する呼吸リハにおいては,単なる呼吸機能の改善や運動耐容能の向上にとどまらず,併存症の管理,栄養状態の改善,生活環境の調整,そして社会的サポートを含めた包括的かつ個別化された対応が求められている.本稿では,リハビリテーション科医や関連職種に必要な,COPDにおける呼吸リハの最新の知識と実践について解説する.

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