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最新版! 摂食嚥下機能評価―スクリーニングから臨床研究まで
24.脳卒中における摂食嚥下機能評価
青柳 陽一郎
1
,
大橋 美穂
1
1日本医科大学大学院医学研究科リハビリテーション学分野
キーワード:
咽頭高解像度マノメトリー
,
嚥下造影検査
,
嚥下内視鏡検査
,
舌圧
,
延髄外側梗塞
Keyword:
咽頭高解像度マノメトリー
,
嚥下造影検査
,
嚥下内視鏡検査
,
舌圧
,
延髄外側梗塞
pp.489-494
発行日 2026年5月15日
Published Date 2026/5/15
DOI https://doi.org/10.32118/cr035050489
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疾患・病態の特徴
脳卒中後の嚥下障害の有病率は,発症時に37~78% 1-5),7日後に27~36% 4-6),2~4週間後に20% 4, 7),6カ月後に 2~18% 6, 8)と報告されている.脳卒中による嚥下障害は,大きく球麻痺と仮性球麻痺とに分けることができる.延髄には孤束核および疑核が存在し,球麻痺ではこれら核群やその連絡線維が障害され,嚥下反射の惹起障害および嚥下関連筋群の運動麻痺が生じる.咽頭期の食塊通過遅延,咽頭残留(特に梨状窩),食道入口部の開大不全(上部食道括約筋開大の大きさ・タイミングの障害),片側性咽頭麻痺・喉頭挙上不全,これらの結果によって生じる喉頭侵入や誤嚥が特徴である.仮性球麻痺による嚥下障害は,両側の大脳半球を含む皮質延髄路障害によって生じる「上位運動ニューロン性の嚥下障害」である.口唇・舌の運動障害,食塊形成・送り込みの遅延,嚥下反射遅延,咽頭収縮力低下を特徴とする.

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