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第1土曜特集 閉塞性肺疾患診療アップデート
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
COPDの全身への併存症
Systemic comorbidities in COPD
田辺 直也
1
Naoya TANABE
1
1京都大学大学院医学研究科呼吸器内科学
キーワード:
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
,
全身性併存症
,
フレイル
,
骨格筋
,
胸部CT
Keyword:
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
,
全身性併存症
,
フレイル
,
骨格筋
,
胸部CT
pp.898-903
発行日 2026年9月5日
Published Date 2026/9/5
DOI https://doi.org/10.32118/ayu298100898
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- 参考文献 Reference
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は気流制限を主体とする慢性気道疾患であるが,安定期から持続する全身性炎症を基盤として,骨格筋機能障害,脂肪組織異常,心血管疾患,骨粗鬆症,フレイルなど多彩な全身性併存症を伴う全身性疾患でもある.わが国のCOPD患者は肺気腫優位型が多く,欧米と比較して骨粗鬆症,低BMI,栄養障害の頻度が高いという特徴を有する.フレイルは軽症COPDでも高頻度に認められ,社会的孤立や心血管疾患,胃食道逆流症などの治療可能な因子と関連する.肺癌スクリーニングなどで撮影される胸部CTは,気道・肺実質評価に加え,骨格筋,脂肪組織,冠動脈,椎体骨などの肺外臓器を追加被曝なく定量評価できる有用なツールであり,COPD患者の個別化された全身管理における中心的役割が期待される.

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