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特集 アドレノメデュリン研究の最前線――基礎から創薬・臨床応用へ
アドレノメデュリンファミリーの進化と多様性
Evolutionary history of the adrenomedullin family
竹井 祥郎
1
,
御輿 真穂
2
Yoshio TAKEI
1
,
Maho OGOSHI
2
1東京大学大気海洋研究所
2岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域
キーワード:
カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)
,
アミリン(AMY)
,
アドレノメデュリン(AM)
,
AM2
,
AM5
,
比較内分泌学
Keyword:
カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)
,
アミリン(AMY)
,
アドレノメデュリン(AM)
,
AM2
,
AM5
,
比較内分泌学
pp.189-193
発行日 2026年7月18日
Published Date 2026/7/18
DOI https://doi.org/10.32118/ayu298030189
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- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
医学者の多くは,アドレノメデュリン(AM)がカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)とアミリン(AMY)とともに,CGRPファミリーを形成すると考えているであろう.しかし,魚類を用いた比較内分泌学的研究により,ヒトを含む脊椎動物においてCGRPファミリーはCGRP,AMY,AM(1),AM2,AM5の5種からなり,AMがCGRPファミリーのなかでサブファミリーを形成していることが明らかになった.AMファミリーの多様化の歴史を調べると,初期の脊椎動物でAMがCGRPの縦列重複により同一染色体上に生じ,その後に起こった全ゲノム重複によりAMからAM2が,CGRPからAMYが生じ,さらにその後にAMまたはAM2からAM5が重複したことがわかった.このように,AMはCGRPファミリーのなかでも独自の多様化を遂げてきた.本稿では,比較内分泌学的アプローチがAMファミリーの本質を理解するうえでどのように役立つかについて紹介する.

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