Japanese
English
TOPICS 輸血学
新しい輸血ガイドラインの作成
Development of new clinical guidelines for blood transfusion
藤原 慎一郎
1
,
松本 雅則
2
Shinichiro FUJIWARA
1
,
Masanori MATSUMOTO
2
1自治医科大学附属病院輸血・細胞移植部
2奈良県立医科大学血液内科・輸血部
pp.579-580
発行日 2026年5月16日
Published Date 2026/5/16
DOI https://doi.org/10.32118/ayu297070579
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- Abstract 文献概要
現代医療における輸血療法の意義と課題
現代医療は輸血療法なくして成立し得ない.大量出血を伴う外科手術や抗がん剤治療,外傷や分娩に伴う出血において,輸血療法は患者の救命および予後改善に重要な役割を果たしてきた.一方で,輸血には感染症伝播や免疫学的反応,循環負荷などの副反応が伴うため,その実施は利益が不利益を上回る場合に限られるべきである.しかし,輸血の適応や使用量の判断はかならずしも容易ではなく,従来は臨床医の経験に依存してきた.近年,科学的根拠に基づく評価が進み,これらの知見を臨床現場に適切に反映させることが求められている.
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