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特集 外用製品による皮膚病
臨床例
2%フシジン酸ナトリウム軟膏外用により治癒した形質細胞性口唇炎
上田 有希子
1
,
小宮根 真弓
,
村田 哲
,
大槻 マミ太郎
,
林 宏美
1京都府立医科大学 大学院医学研究科皮膚科学
キーワード:
Fusidic Acid
,
口唇炎
,
口唇ヘルペス
,
鑑別診断
,
経皮投与
,
軟膏剤
,
皮膚炎-接触性
,
開口部形質細胞症
Keyword:
Administration, Cutaneous
,
Diagnosis, Differential
,
Dermatitis, Contact
,
Cheilitis
,
Fusidic Acid
,
Herpes Labialis
,
Ointments
pp.55-58
発行日 2015年1月1日
Published Date 2015/1/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2015110255
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<症例のポイント>2%フシジン酸ナトリウム軟膏の外用により軽快した形質細胞性口唇炎(plasma cell cheilitis)の症例を経験した。形質細胞性口唇炎を含む開口部形質細胞症は比較的まれな疾患であり、良性であるが難治例が多い。これまで副腎皮質ステロイドの外用や局注、外科的切除、グリセオフルビン内服等の治療報告があるが、無効例も多い。2%フシジン酸ナトリウム軟膏は作用機序が不明な部分もあるが、有効例においては比較的速やかに効果がみられることが多く、形質細胞性口唇炎に対して積極的に試してよい治療の選択肢である。

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